自分でできる盗聴器の見つけ方3選!発見器やアプリの注意点も解説

自分でできる盗聴器の見つけ方3選!発見器やアプリの注意点も解説

2025.04.22 / # 盗聴・盗撮発見調査

「電話中に異音が聞こえる」「テレビやラジオにノイズが発生する」 「プライベートな情報を他人が知っていた」「職場の機密情報が他社に漏れている」 「部屋に違和感を感じる」「盗聴器が仕掛けられていないか調べたい」 このように、テレビを見ているときや電話中に変な音が聞こえたり、プライベートな情報を他の人が把握していたりなど、「何かおかしい」という違和感が続くときは盗聴器の存在を疑ってみましょう。 「身に覚えがない」「まさか自分が」 と思われるかもしれませんが、盗聴器は意外な理由で仕掛けられることがあります。 盗聴器の設置を放置しておくと思わぬ事態になる恐れもあるため楽観視するのは危険です。 本記事では盗聴される理由や目的、盗聴器を自分で見つける方法、さらに見つかった際の対処法について解説していきます。 業者に依頼したときの費用相場も紹介していきますので、謎の違和感に悩んでいる人はぜひお役立てください。

盗聴器が仕掛けられているかも?よくある5つの異変

女性が頭を抱えている様子
「盗聴器が仕掛けられているかもしれない」と気づいても、本当に仕掛けられているか気づかず、放置してしまう方も少なくありません。

しかし、放置してしまうと、トラブルに発展してしまう恐れもあるため、少しでも怪しいと感じたら、何らかの対処をすることが重要です。

ここでは、盗聴器が仕掛けられている際によくある異変について詳しくご紹介します。

これから紹介した内容に当てはまる方は、事態を放置せず、必ず対処をしましょう。

1.いたずら電話がかかってくる

知らない番号から電話がかかってきたり、無言電話がかかってきたりするようになった場合、何者かに盗聴器を仕掛けられている可能性があります。

これは、盗聴器を仕掛けた人物があなたの行動を把握して、気づいてもらうためにこうしたいたずら電話をかけている可能性が考えられます。

ある日を境にこうした電話が頻繁にかかってくるようになったら、盗聴器が仕掛けられている可能性が高いため警戒しましょう。

2.プライベートな情報が漏れている

個人情報や誰にも伝えたことのない情報が他者に知られている場合も盗聴器が仕掛けられていると考えて良いでしょう。

個人間でこうしたトラブルが起きることもありますが、職場などでもこうしたトラブルが起きやすいです。

例えば、職場で取り決めた社外秘の情報が競合の企業に知られている場合、社内に意図的に盗聴器を仕掛けた人物がいるかもしれません。

このように、何者かがスパイのような行動をして盗聴器を設置し、社内の情報を盗むケースもよくあるのです。

3.身に覚えのないものが家にある

買った覚えのないものなど、身に覚えのないものが家にある場合は要注意です。

例えば、設置していないはずなのに電源タップがある場合、もしかするとその電源タップ自体が盗聴器である可能性も否定できません。

近年では、電源タップやボールペンなどに偽装した盗聴器も流通しています。

こうしたものは、買った覚えがなくても違和感を感じにくいですが、少しでも怪しいと感じたら、盗聴器である恐れも考えられるため注意が必要です。

4.家の近くに見知らぬ車が長時間停まっている

自分の家の近くに見知らぬ車が長時間停まっている場合も盗聴器が仕掛けられている可能性が高いため要注意です。

これは、あなたが家で生活している様子を鮮明に聞くためだと推測できます。

盗聴器は、性能によっては遠方で聞き取りにくい場合があります。

そのため、盗聴器が設置されている現場の近くに来ることで聞くことが可能となります。

しかし、仕掛けた人物がそのまま来てしまうと、被害者に盗聴器を仕掛けたことが知られてしまうリスクがあります。

そこで、被害者に存在を知られないようにするために、仕掛けた人物は車の中で身を隠して盗聴しているのです。

もしあなたの家の近くにもこのような怪しい車が停まっている場合は、車内から盗聴されている可能性も考えられるので、怪しいと感じたら、何らかの対処を検討するようにしましょう。

5.テレビから異音が聞こえる

テレビを見ている最中に、雑音やノイズなど異音が聞こえる場合も盗聴器が仕掛けられている可能性が高いと言えます。

一般的に盗聴器は、テレビなどの周波数に干渉しないように作られていますが、誰でも手に入れやすい安価な盗聴器などはテレビの周波数と近い周波数を発していることもあります。

その場合、テレビの周波数と干渉して、雑音やノイズなどの異音が発生してしまうのです。

今まではテレビを見ていても何も違和感がなかったのに、ある日を境に異音が聞こえるようになった場合は、盗聴器が仕掛けられている可能性を考慮しましょう。

盗聴器を仕掛ける理由・目的は?自分以外がターゲットのことも

考え事をする女性
盗聴をするおもな目的は「情報収集」「ストーキング」「空き巣・詐欺狙い」です。

あなた自身が対象である可能性が高いといえますが、職場関係の機密事項やあなたと近しい人(家族・恋人・友達)の情報を収集するために仕掛けられることもあります。

もちろん、あなたと誰かと人違いして盗聴器を仕掛けている可能性も否定できないでしょう。

意外な理由で盗聴の対象になることもありますので、「まさか自分が」など軽視しないようご注意ください。

自分でできる盗聴器の見つけ方3選

コンセントを分解したもの
前述した異変を感じたら、盗聴器があるか探しましょう。

ここからは、自分でできる盗聴器の見つけ方を3つご紹介します。

盗聴器の見つけ方1. 目視で調べる方法

誰にでも今すぐにできる方法として「目視で調べる」という方法があります。

もちろんすぐにバレるような場所に設置されることはほとんどありませんが、運よく見つかる可能性もあるでしょう。

以下は、盗聴器が仕掛けられやすい場所や物の例です。

探す際の参考にしてみてくださいね。

  • ベッドの裏・隙間
  • 時計の裏・内部
  • エアコンの裏
  • ブレーカーボックスの内部
  • 固定電話
  • パソコン周辺(コンセント・USB・マウス・充電器 など)
  • スマホの充電器
  • 延長コード
  • 観葉植物
  • 文房具(ボールペン・電卓・小物入れ など)
  • ぬいぐるみの内部
  • 天井裏
  • 車の中
  • その他生活用品(花瓶の中・リモコンの内部・小物入れ・カレンダーの裏 など)
  • 人から貰った物、プレゼントされた物

近年はパッと見ただけでは分からない偽装型盗聴器(電池・電卓・ボールペン・キーホルダーなど)も多く、目視では見つけにくい盗聴器が増えています。

たとえ、見つからなかった場合でも決して安心はできないためご注意ください。

盗聴器の見つけ方2. FМラジオを使って調べる方法

盗聴器からは「盗聴波」という電波が発せられており、その一部の電波はFMラジオで拾うことができます。

以下の手順を参考にして、盗聴器があるか調べてみましょう。

【FMラジオを使って盗聴器を見つける手順】
①調べたい部屋・場所の窓や扉などをすべて締め、密室状態にする
②スマホ、またはパソコンやラジカセなどから音楽を流す
③FMラジオの電源を入れ、チューナーの周波数を最も低くする
④少しずつ周波数を上げていく

スピーカーから上記②と同じ音楽が聞こえたら、近くに盗聴器がある可能性が高いと考えられます。

注意点は、FMラジオですべての盗聴波を受信することは不可能だということです。

そのほかの電波を利用している盗聴器は発見できないため注意しましょう。

盗聴器の見つけ方3. 盗聴器発見機(広帯域受信機)で調べる方法

目視で発見できず、FMラジオでも受信しなかった場合は、盗聴器発見機(広帯域受信機)を試してみるのもおすすめです。

基本的にはFMラジオで調べる方法と同じですが、購入時についてくる取扱説明書に従いましょう。

【盗聴器発見機で盗聴器を見つける基本の手順】

  • 窓や扉などをすべて締め切って、密室状態をつくる
  • スマホやパソコン、ラジカセなどから音楽を流す
  • スキャン機能で周波数を変えながら②の音楽が聞こえないか確認する

安い製品の盗聴器発見機は低性能のものが多く、盗聴波を拾えないことがあります。

しかし、高い製品を購入しても先々使う場面があるとは限りません。

盗聴器発見器の購入に数万円をかけるか、探偵などのプロの業者へ依頼するか、しっかり検討したうえで決断することをおすすめします。

盗聴器だけではない?盗聴器発見器が反応する意外なもの

盗聴器発見器は、電波や電磁波に反応する性質があります。

そのためテレビや電子レンジ、パソコンやLED蛍光灯など、盗聴器以外のものに反応することも否定できません。

誤作動を防ぐためにも盗聴器発見器を使うときは家電製品の電源をすべて切り、できる限り電波や電磁波が発生しない状態で作業するよう配慮しましょう。

盗聴器発見器はどこで買える?購入先をご紹介

手を添えている女性相談員
前述の通り、盗聴器発見器を用いることで、盗聴器を見つけられる可能性があります。

しかし、盗聴器発見器は、簡単に手に入れることができるものではないと思っている方もいるのではないでしょうか。

実は、盗聴器発見器は身近なお店で購入することが可能です。

具体的には、以下のようなお店で販売されていることがあるので、チェックしてみましょう。

  • ヤマダ電機やビックカメラ、ヨドバシカメラなどの家電量販店
  • ドン・キホーテなどのディスカウントストア
  • Amazonや楽天市場などのECモール
  • 秋葉原などにある無線機屋
  • 盗聴器を専門に取り扱うネットショップ

しかし、すべての店舗で取り扱っているわけではありませんので、まずは問い合わせてみることをおすすめします。

また、前述の通り、安価な製品は性能が低いことが考えられます。

数万円出せばプロ仕様や高性能タイプが購入できますが、必ずしもすべての盗聴波を受信できるとは限らないため購入時は注意しましょう。

盗聴器発見アプリの注意点|本当に使える?

人差し指を立てる男探偵
スマートフォンのアプリダウンロードサイトなどで検索すると、「盗聴器が発見できる」と謳うアプリが出回っていることがあります。

しかし、こうしたアプリをインストールしても盗聴器を発見することは不可能です。

なぜなら、盗聴器が発する電波の周波数帯と、スマートフォンの通信機能が対応している周波数帯は異なるからです。

そのため、いくらアプリをインストールしても、スマートフォンに盗聴器が発する特殊な電波を検知する機能を加えることはできません。

現在アプリダウンロードサイトなどで出回っている盗聴器発見アプリは、以下のようなアプリであることが多いです。

  • 娯楽用アプリ(パーティーアプリ・ジョークアプリ)
  • 盗聴器の危険性などを発信する情報アプリ(防犯用アプリ)
  • 個人情報を盗み出す悪質なアプリ

また、いくら有料アプリでも、当然スマホで盗聴器を発見することはできません。

くれぐれも騙されないよう注意しておきましょう。

盗聴器が見つかったときの対処法

警察官
自分で部屋の中を調べて盗聴器が見つかっても、どのように対処すればいいかわからない方も多いでしょう。

下手に盗聴器に触れてしまうと、仕掛けた人物に知られてしまい、更なるトラブルに発展するリスクがあるからです。

では、具体的にどのように対処をすれば良いのかをここではご紹介します。

盗聴器は触らない・取り外さない

盗聴器、または盗聴器のような疑わしい物を発見したときは、触ったり取り外したりせずに警察に通報しましょう。

この際に注意したいのは、あなたが盗聴器の存在に気付いたことを仕掛けた人物に悟られないようにすることです。

盗聴器が見つかったことを仕掛けた人物に知られてしまうと、証拠を隠滅したり、別の場所に盗聴器を仕掛けに来たり、直接接触したりなど更なる手段に出る恐れもあります。

盗聴器の存在に驚き、「盗聴器がある!」など大声を出したり、盗聴器がある部屋で警察に電話をしたり、第三者に知らせたりしないようご注意ください。

警察に通報したら被害届を提出する

警察に通報すると、多くの場合は警察が現場の確認に来てくれます。

盗聴器を取り外したり、写真を撮ったり、事件性があるときは指紋採取などをおこないますので、ここは警察にお任せしましょう。

被害届の提出は任意にはなりますが、再発防止や犯人特定後に刑事責任を負わせるためにも、提出しておくことを強くおすすめします。

盗聴が判明した際の被害届の提出方法については、以下の記事で詳しく紹介しているので、こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。

【注意】警察は事件性がないと動かない
被害届を提出すると事情聴取がありますが、この際に事件性がないと判断された場合は積極的な捜査は望めません。

警察もさまざまな案件を抱えていますので、重大事件が優先されるのは致し方ないといえます。

しかし、被害の再発防止に向けたアドバイスやパトロールを強化してもらうことは可能です。

ご自身の身を守り、更なる被害の拡大を防ぐためにも、できるだけ被害届は提出する方向で検討しましょう。

探偵に相談することも検討する

警察に相談したけど動いてくれなかった、また、速やかに犯人を特定したいと考えているのであれば、探偵に相談することも検討しましょう。

ここからは、探偵に盗聴発見調査を依頼する際のメリットやデメリットについて詳しくご紹介します。

探偵に依頼するメリット
探偵事務所に相談・依頼するメリットには次のようなものがあります。

  • 特殊な機材を使用するため発見率が極めて高い
  • 盗聴器の有無を明確にさせることができる
  • 盗聴器が見つかったあとのアフターサポートがある
  • 再発防止に向けたアドバイス、仕掛けた人物の特定・推測

探偵は調査のプロです。

高い調査スキル・豊富なノウハウ・高性能な機材を駆使し、盗聴発見調査を行います。

盗聴器が見つかったあとのアフターサポート(警察への通報・犯人の特定など)も実施しているため、不安の緩和につながることは間違いないでしょう。

探偵に依頼するデメリット
探偵では、盗聴器の有無や仕掛けた人物を明確にするなど、さまざまなメリットがありますが、デメリットもあるのが実情です。

それは、高額な調査費用が発生することが挙げられます。

費用は探偵事務所によって異なりますが、目安は2LDKで30,000円〜、3LDKで40,000円〜程度になります。

多くの探偵事務所で無料相談・無料見積もりを行っていますので、詳しい金額を知りたいときは一度相談してみましょう。

また、電話での相談は仕掛けた人物に盗聴される恐れがありますので、メールやLINEで相談可能な探偵事務所を選ぶことをおすすめいたします。

当社「T.L探偵事務所」でもメールやLINEからのお問い合わせが可能ですので、盗聴器を仕掛けられて不安を感じている方は、一度ご相談ください。

【まとめ】適切な方法で盗聴器を見つけましょう

自分で盗聴器を見つける方法には、目視で探す・FМラジオを使う・盗聴器発見器を使うという3つの方法があります。

もしも盗聴器が見つかったら、触ったり外したりせず、速やかに警察に通報し被害届を提出しましょう。

また、盗聴器が見つからなかった場合でも、不安があるときは探偵事務所に相談するのがおすすめです。

今や盗聴器は誰でも簡単に入手できる時代であり、誰しもが被害にあう可能性があると言っても過言ではありません。

盗聴器の有無を明確にさせるためにも、一刻も早く安心して過ごすためにも、早めの相談・依頼を検討しましょう。

T.L探偵事務所でも、盗聴器の有無を確認するための調査を実施しています。

「最近誰かに話を聞かれている気がする」などと、盗聴器が仕掛けられているか不確定な状況であっても、一人で悩まずお気軽にご相談ください。

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