スポーツジムでつきまといをされている|ストーカー被害調査事例(兵庫県 女性30代)

スポーツジムでつきまといをされている|ストーカー被害調査事例(兵庫県 女性30代)

2025.05.22 / # ストーカー被害調査

近年スポーツジムが増えたこともあり、ジム内の会員やトレーナーからつきまといを受けているという相談は増加しています。 こうした相談の背景には、フィットネスジムという「閉じた空間」で定期的に同じ人と顔を合わせることで発生する人間関係のトラブルがあります。 健康のために通い始めたジムが、逆にストレスの原因になってしまう状況は珍しくありません。 多くの方がなかなか退会できず問題を先延ばしにし、被害がエスカレートする事態に発展しています。 女性の場合、気づいていたけれど、大げさに反応したくなかった、トラブルにしたくなかったなどという理由から初期段階で対応できず、被害が深刻化するケースが目立ちます。 つきまといやストーカー問題は、事態が過激になると取り返しのつかない問題になることもあるため、早めに警察や専門家へ相談することが早期解決のカギです。 今回は、兵庫県に住む30代女性からのストーカー被害調査の実際の依頼を基に、調査事例をご紹介します。

調査依頼まで至った経緯

電話を掛ける30代女性

ジム内や外でつきまとわれる(30代女性 兵庫県在住)

一ヶ月前からジムの会員からつきまといを受けています。

最初は他の会員と同じように挨拶を交わす程度でした。

しかし私のトレーニングスケジュールを把握されたようで、いつも同じ時間帯に現れるようになりました。

ジムの中では私をジロジロ見たり、私が使用している器具の近くに寄ってくることが頻繁にあります。

初めは「気のせいかな?」と思っていましたが、私がどの器具を使っていても、必ず視界に入る位置に移動してきます。

トレーニングに集中できず、常に監視されている感覚があり、精神的に疲れてしまいました。

他のジム会員も気づいているようで、たまに気づかいの言葉をかけられることもありますが、みんながいる前で相手と揉め事を起こしたくなくて、黙って我慢するしかありませんでした。

でも、ジムを出た後も待ち伏せされたり、後をつけられるようになりました。

先日は、普段利用しないルートで帰った日にも、どこからか現れて後ろをついてくることです。

これは偶然ではなく、明らかに計画的な行動だと確信しました。

もしかしたら家を特定されているかもしれなくて、怖くてどうしようもないです。どうしたらいいでしょうか。

ストーカー被害調査

虫眼鏡
スポーツジム内や、帰り道をメインに7日間ストーカー被害の証拠収集を依頼しました。

調査の目的は主に3つです。

まず客観的な第三者による観察で、私の不安が妄想ではないことを確かめたいと思いました。

次に、相手の行動パターンを明確に記録すること。

そして警察への相談や法的措置に必要な証拠を収集することです。

つきまといの証拠収集と共に、相手の素性や自宅等も調べてもらいました。

調査では、相手がどのような経路で私を追跡しているのか、どのタイミングで現れるのか、ジム以外での行動範囲なども記録してもらいました。

これにより、相手の行動の規則性や予測パターンが明らかになれば、効果的な回避策も立てやすくなります。

確実に警察へ届けられるように、私を待ち伏せしたり尾行したりする様子を映像に収めてもらいました。

実際に掛かった調査費用

調査期間:7日間
調査員:2人
調査料金:25万円(税込み27.5万)
諸経費:2万円

合計:29.5万(税込み)

ストーカー被害調査の結果

四葉のクローバー

ストーカー被害調査を終えて

調査の結果、ジムやジムの帰り道で私のことを待ち伏せ、尾行しているところの映像を収めることができました。

映像には、相手が私のジム到着前から駐車場で待機していた様子や、私のトレーニングに合わせて移動する様子、さらには帰宅ルートに沿って尾行する一連の行動が鮮明に記録されていました。

これらの証拠からは、偶然ではなく、計画的かつ継続的な監視行為であることが明らかです。

報告書には時系列に沿って整理された事実関係と、専門家による行動分析も含まれていました。

相手の行動パターンからは、単なる好意や偶然の出会いではなく、明確な意図を持ったつきまい行為でした。

実際の証拠を見て、自分の感じていた不安は間違いじゃなかったと安心する一方で、これは本当に深刻な問題なんだと改めて気づかされました。

その後、探偵さんに同行してもらい、一緒に警察へ行くことに。

警察への相談時には、専門家である探偵さんの同行により、状況説明がスムーズに進み、証拠の提示方法や相談の仕方についてもアドバイスをもらえたことで、より適切な対応を取ることができました。

収集した証拠も提出し、ストーカー行為として正式に対応してもらえることになりました。

引っ越しをすることに

警察からの警告は「ストーカー規制法」に基づく公的介入として効果がありました。

警察官が相手に対し、つきまい行為が犯罪行為であることを明確に伝え、今後同様の行為があれば法的措置を取ると説明してくれたのです。

結果として、直接的なつきまとい行為は一時的に収まりましたが、私の心の中の不安は完全には消えません。

恐怖心が完全に取れたわけではないため、念のためジムを退会し、引っ越しを決意しました。

ストーカー被害者の多くは、たとえつきまい行為が止まっても、心理的な影響は長く続きます。

日常生活の中で不安や恐怖を感じることが多く、安心して生活するためには環境を変える必要があると判断しました。

引っ越し先まで探偵さんにサポートしていただき、立地やセキュリティ面を考慮した物件へ引っ越しをしました。

新居選びでは、オートロックや防犯カメラの設置、周辺環境の安全性など、セキュリティ面を重視しました。

また、新たな住所や個人情報の管理を徹底し、SNSでの位置情報共有や日常行動の露出にも注意しています。

一見過剰に思えるかもしれませんが、安心して生活するために必要な選択でした。

最後まで親身にサポートしてくれた担当の方には本当に感謝しています。

ストーカー被害調査で得られた結果

  • つきまとい被害の証拠
  • 対象者の行動履歴
  • 対象者の身元等

今回の調査について

パソコンとカメラ
今回は、スポーツジムの同じ会員からのつきまとい被害のストーカー被害調査を行いました。

この事例は、一般的なフィットネスジムでのつきまとい被害の典型的なパターンを示しています。

こうした施設では同じ時間帯に通う人々が定期的に顔を合わせることから、女性会員が不快な接触や監視行為を経験するケースが報告されています。

このようなケースでは被害者が自分の感覚を疑ったり、対応を躊躇したりすることで、状況が悪化することが少なくありません。

依頼人は、同じスポーツジムの会員で近所ということもあり、外に出歩くことも困難な状態にまで陥っていました。

近所に住む人からつきまとわれると、外出するのが怖くなって、普段の生活が送れなくなります。

「もう安心できる場所がない」と感じるようになり、強い不安や孤独を感じるでしょう。

ひどい場合には外出できなくなったり、心の傷が深くなる可能性もあります。

だからこそ、専門家のサポートや警察への相談が必要です。

つきまとい・ストーカー被害は、被害を受けている方が気づかないうちに相手の行動がエスカレートして、大きな問題に発展しやすい事案です。

ストーカー行為は多くの場合、段階的にエスカレートしていきます。

初期段階では偶然の出会いや好意からの行動と見せかけることが多く、被害者もはっきりと問題だと認識しづらいことがあります。

しかし、警察庁の統計によれば、ストーカー事案が殺人などの重大事件に発展するケースも少なくなく、2024年の調査では全国で約2万件のストーカー事案が警察に報告されています。

今回の調査では無事警察へ届けを出し、引っ越しをすることで解決することができましたが、被害を受けている場合はできるだけ早い段階で警察や専門家へ相談することをお勧めします。

出典:令和5年におけるストーカー事案、配偶者からの暴力事案等、児童虐待事案等への対応状況について

ストーカー被害調査の方法

ご自身での調査

ストーカー被害調査の依頼を検討されている方の中には、「自分で調査したい」といった方も多くいます。

カメラを設置したり、防犯対策をすることでストーカー行為の抑止に繋がるケースもあります。

自身で対策を取る場合、まず不審な行動や出来事の記録を詳細につけることが大切です。

日時、場所、状況などを記録した日誌は、後に証拠として役立ちます。

可能であれば防犯カメラなどを活用して客観的な証拠を集められるでしょう。

しかし、被害を受けている方の行動によっては、相手を逆上させたり、刺激してしまうこともあるため、専門家など客観的に事態を判断できる方に相談してみましょう。

自己調査の最大のリスクは、相手の行動を予測しきれず、意図せず状況を悪化させてしまう可能性があることです。

不用意な対応が相手に気づかれた場合、より巧妙な手段でのつきまいに発展するかもしれません。

ストーカー被害調査をお考えの方へ

T.L探偵事務所では、依頼人の抱える問題点や現在の状況を詳しくお聞きした上で、それぞれに適切な調査プランを提案いたします。

初回のカウンセリングでは、つきまとい行為の頻度や内容、相手との関係性、これまでの経緯などを詳細にヒアリングします。

その情報を基に、あなたの状況に最適な調査計画を立てます。

必要に応じて警察や法律の専門家との連携も視野に入れた総合的なアプローチも可能です。

費用を抑えたい方や、難しい内容の調査などでも経験豊富な相談員・調査員が可能な限り最適な調査プランを提供しますので、ストーカー被害の問題でお困りの方は、お気軽にご相談ください。

また、調査の結果は時系列や行動内容をまとめ、画像を添付した報告書を作成し依頼人へ提出します。

報告書は、裁判などでも有効なものとなります。DVDなどデータ形式でお渡しすることも可能です。

報告書は法的手続きに耐えうる証拠能力を持つよう、専門的な観点から作成します。

日時・場所・行為の詳細な記録、高解像度の写真や映像証拠、専門家による行動分析などが含まれ、警察への被害届提出や、ストーカー規制法に基づく禁止命令の申し立てなど、様々な法的手続きにおいて重要な役割を果たします。

ストーカー被害調査に多い目的

  • 元交際相手に別れを告げた途端、ストーカー被害を受けている
  • ネットで知り合った人から、執拗につきまとわれている
  • 近所で待ち伏せやつきまといをされている
  • 元職場の人間から辞めた後もつきまといをされている
  • さまざまな人たちからストーカー行為を受けているが何者なのか特定したい
  • ストーカー犯に変な噂を流されている
  • 近所の人に24時間監視されている
  • 車でいろいろな人に尾行されている


ストーカー被害調査相談窓口(24時間無料相談)

スポーツジムでのつきまとい被害は、健康のために通い始めた場所が逆に不安や恐怖の源になってしまう深刻な問題です。

今回紹介したケースのように、初めは気のせいと思っても、繰り返されるつきまとい行為は段階的にエスカレートし、精神的な負担を増大させていきます。

被害者、特に女性の多くはトラブルを大きくしたくないという思いから初期対応を躊躇してしまいがちですが、早い段階での専門家への相談が問題解決の鍵となります。

ストーカー被害では客観的な証拠収集が最重要です。

自力対応は相手を刺激するリスクがあるため、専門知識を持つ探偵への依頼が効果的です。

警察相談時も確かな証拠があれば、より適切な法的対応が可能になります。

T.L探偵事務所では、ストーカー被害調査を含む様々な調査サービスを提供しています。

つきまとい行為に不安を感じている方、警察に相談しても対応してもらえない方、証拠が必要な方は、ご相談ください。

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