家族・恋人と連絡が取れない時の緊急対応
電話をしたりメールやSNSでのメッセージを送ったり、さらには相手の自宅を訪れたりなど、あらゆる手を尽くしても相手と連絡が取れないときは次なる行動が必要です。
夫・妻・子どもなど 家族と連絡が取れないとき
夫・妻・子どもなど家族と連絡が取れない場合、考えられる原因は次のようになります。
- 事件や犯罪に巻き込まれている
- 悩み・トラブル・病気による自らの意思での失踪
- なんらかの理由により配偶者や家族と離れたい
- 恋人と一緒に暮らしたい
理由が分かる場合もそうでない場合も、まずは管轄の警察に相談し行方不明者届(旧・捜索願)を提出しましょう。
行方不明届を提出するときは、以下のものが必要です。
- 身分証明書(免許証、パスポート、マイナンバーカードなど)
- 印鑑
- 連絡が取れない相手の写真
ただし、警察がすぐに捜査に取り掛かるのは命の危険性や事件性があるケースに限られます。
具体的には次のようなケースです。
- 誘拐や拉致、監禁など事件に巻き込まれた可能性がある
- 山や海などで遭難している恐れがある
- 遺書や命の危険性が感じられる書き置きがある
- 精神的な疾患があり自分や他人を傷つける恐れがある
- 命に関わる持病がある
警察に提出される行方不明者届は、年間8〜10万件にも及びます。
命の危険性がないケースや、自らの意思で家出・失踪・駆け落ちしたケースはすぐに捜査してもらえないことがあるため注意が必要です。
とはいえ、パトロールや職務質問などで対象者を見つけた場合、連絡や情報の提供をしてくれます。
彼氏・彼女・恋人と連絡が取れないとき
彼氏や彼女など恋人関係にある人と連絡が取れない場合、次のような原因が考えられます。
- 事件や犯罪に巻き込まれている
- 悩み・トラブル・病気による自らの意思での失踪
- 相手が自分と別れたいと思っている
- 相手が既婚者で、浮気しているのが配偶者にバレた可能性がある
- 国際ロマンス詐欺の恐れがある
相手の家族や友人などに連絡して安否を尋ねるか、警察に相談し、必要に応じて行方不明届を提出しましょう。
友人・職場関係者との連絡が途絶えた場合
友人・職場関係者と連絡が取れないとき
友人・職場関係者と連絡が取れない場合、原因は次のようなことが考えられます。
- 事件や犯罪に巻き込まれている
- 悩み・トラブル・病気による自らの意思での失踪
- 友達をやめたいと思っている
- 仕事を辞めたいと思っている
- (相手と疎遠になっている場合)引っ越しなどによる住所・連絡先の変更
相手が友人・職場関係者の場合、残念ながら警察への行方不明届は提出できません。
安否を確認したいときは、相手の家族や友人にお尋ねするのがおすすめです。
自宅を知っているときは、直接出向くのも良いでしょう。
疎遠になった友人・知人と連絡を取りたいときも、共通の人物に情報提供をお願いするのがベストな方法です。
警察や市町村役場では、個人情報保護法により連絡先を教えてもらうことはできないため注意してください。
自力で連絡先を調べる方法とそのリスク
第三者に相談せず、または費用をかけずに自力で連絡先を探したいと考える人もいます。
たとえば、SNSを活用して相手の名前や関連キーワードを調べたり、検索エンジンで情報を追ったりする方法があります。
また、人探し掲示板を利用して不特定多数に呼びかける、共通の知人や関係者に連絡先を尋ねるといったアプローチも考えられるでしょう。
さらに、相手の趣味や行きそうな場所を手がかりに現地へ出向いて探す方法もあります。
しかし、こうした手段には限界があることも事実です。
探していることが本人に知られて関係が悪化したり、場合によってはストーカーや付きまといと受け取られて法的に訴えられるかもしれません。
さらに、情報が不確かで、結局は空振りに終わってしまうこともあります。
自力での調査を試みる場合は、これらのリスクを十分理解したうえで慎重に行いましょう。
一人暮らしの安否確認と管理会社の活用
友人や職場関係者の中でも、特に一人暮らしをしている人との連絡が途絶えると、不安はさらに大きくなります。
このような場合には、安否確認のために早めの対応を取ることが大切です。
その際に役立つのが管理会社への相談です。
管理会社への相談
アパートやマンションに住んでいる場合、管理会社に相談することも可能です。
管理会社が対応できる範囲は、個人情報保護の観点からどうしても限られています。
緊急性が高い場合は、警察への相談と並行して行うと良いでしょう。
管理会社に相談する際は、以下の点を明確に伝えることが重要です。
- 相手との関係性(家族、友人など)
- 最後に連絡が取れた日時
- 緊急性の度合い
- これまでに試した連絡方法
安否確認のタイミング
一人暮らしの人と連絡が取れない場合、どのくらいの期間で心配すべきかは状況によって異なります。
普段から連絡を取り合っている関係であれば、3〜4日連絡が取れないと心配になるのは自然です。
特に、約束をしていたのに連絡が取れない、いつものパターンと明らかに違うという場合は、早めに行動しましょう。
高齢者や持病がある人の場合は、より早い段階での対応が必要になることもあります。
SNSでの情報拡散時の注意点
X(旧Twitter)やInstagram、TikTokなど、SNSで情報提供を呼びかける行為を見かけることがありますが、実はこの方法はあまりおすすめできない方法です。
失踪した理由などによっては更に行方をくらましたり、痕跡が消され連絡が取れなくなってしまいます。
行方が見つかったあともデジタルタトゥーとして残ってしまうため、素人の公開捜査はできるだけおこなわないよう注意しましょう。
また、不正確な情報が拡散されることで、無関係な人に迷惑をかける可能性もあります。
善意による行動であっても、慎重に判断しましょう。
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連絡を取りたいときや安否確認をしたいときは探偵社へ相談
家族や恋人、友人や職場関係者など、連絡が取れない人物と連絡を取りたいとき、また安否確認をしたいときは、探偵社に依頼するのもひとつの手法です。
探偵ができること
調査のプロである探偵は、素人では真似できない手段や機材を使用し、高い確率で相手の居場所の特定・安否確認へと繋げてくれます。
探偵社によっては即日調査が可能なところもあり、緊急性があるときに大変便利です。
また全国対応型の探偵社は、遠方に住んでいる人物と連絡を取りたいときに頼りになる存在です。
相手の電話番号やLINE、メールなど一部の情報しか分からない場合も、一度相談してみることをおすすめします。
探偵社の調査費用の目安・相場
探偵社の調査料金の目安・相場は、調査員1人1日当たり5〜10万円程度になります。
決して安い金額とは言えませんが、「自分で探したが見つからず、途方にくれている」「一刻も早く安否を確認したい」「無事を確認して不安から解放されたい」といった理由から探偵社を訪れる人は後を絶ちません。
ほとんどの探偵事務所では、無料相談・無料見積りをおこなっていますので、まずは気になる探偵社をいくつかピックアップし、相談してみることからはじめてみましょう。
経済的な不安があるときや、一括での支払いが難しいときは、分割払い対応可能な探偵事務所への依頼をおすすめします。
人探し調査で得られる情報
探偵社の人探し調査では、以下のような情報を取得することが可能です。
- 現在の住所・連絡先
- 勤務先情報
- 家族構成・交友関係
- 生活状況・経済状況
- 健康状態(外見から判断できる範囲)
これらの情報により、単に連絡を取るだけでなく、相手の現在の状況を把握することができます。
調査後のサポート体制
T.L探偵事務所では、調査終了後も依頼人の皆様のサポートを徹底して行っております。
相手が見つかった後の接触方法についてアドバイスを提供したり、必要に応じて仲介役を務めたりすることも可能です。
また、調査結果によっては法的な手続きが必要になる場合もありますが、そのような際にも適切な専門家を紹介するなど、総合的なサポートを提供しています。
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まとめ
連絡が取れない相手と連絡を取る方法は、状況に応じて適切な手段を選択することが重要です。
家族の場合は警察への行方不明届の提出、友人や知人の場合は共通の関係者への相談など、それぞれに適した方法があります。
しかし、これらの方法で解決しない場合や、より確実な結果を求めるときには、探偵社に依頼するのが解決への近道です。
一人暮らしの人との連絡が途絶えたときは、安否確認の観点からできるだけ早めに動きましょう。
管理会社への相談や警察への届出など、複数の手段を同時に進めることで、発見の可能性を高められます。
SNSでの情報拡散は、デジタルタトゥーの問題や不正確な情報の拡散リスクがあるため、慎重に判断する必要があります。
最も重要なのは、時間の経過とともに発見の可能性が下がることを理解し、早期の行動を心がけることです。
自力での解決が困難な場合は、専門家である探偵社に相談することで、より確実で安全な解決が期待できます。
T.L探偵事務所では、人探し調査から調査後のサポートまで、総合的なサービスを提供しています。
連絡が取れない人との関係回復や安否確認でお悩みの方は、まずは無料相談をご利用ください。