調査依頼まで至った経緯
意味深なつきまとい行為(30代女性 東京都在住)
3年前に今の一軒家を購入してから住んでいるのですが、引っ越し当初から隣に住む高齢者のおじいさんからつきまとい被害を受けています。
私の家のキッチンと隣の家の居間の窓が隣接していて、私が料理をしていると気づいた時に窓越しから私のことを監視しているのが度々みられるようになりました。
初めは「気のせいかな?」と思っていたのですが、それから何度もそのようなことがあり、偶然とは思えない程隣のおじいさんと目が合うのです。
あまり気にしないようにしていたのですが、それから行動がエスカレートしていき、最近は私が家を出るたびに隣のおじいさんが庭で待ち伏せしてくるようにもなりました。
特に声をかけてくることなどはないのですが、本当に気持ち悪いです。
一度主人から注意してもらったのですが、とぼけている様子で話しになりません。
自分でやっていることに自覚がない可能性もあるので、徹底的に証拠を掴んで解らせたいです。
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ストーカー被害調査
今まで主人や自治会など間に入ってもらったのですが、隣人は自分のやっていることを認めず、誰も私のことを信じてくれませんでした。
悔しくて一人で悩んでいたのですが、自分なりに解決方法を調べているうちにこちらのサイトにたどり着き電話相談をさせてもらいました。
相談をし、おじいさんの行動を監視してもらうことにしました。
毎日のように監視や待ち伏せなどがあった為、4日間の張り込み調査をお願いしました。
実際に掛かった調査費用
調査期間:4日間
調査員:2人
調査料金:27万円(税込み29万7千円)
諸経費:1万円
合計:30万7千円(税込み)
高齢者によるつきまとい行為とは?
高齢者によるつきまとい行為には、いくつかの理由が考えられます。
たとえば定年退職後や配偶者を亡くした寂しさから、近隣住民への関心が必要以上に向けられることが多く、新しい住民への興味が次第にエスカレートしていくでしょう。
つきまとい目的として、孤独感の解消や人との接触機会を求める気持ち、また認知機能の低下により適切な人間関係の境界線を理解することが困難になる場合もあります。
つきまといはどこから問題となるのか
つきまとい行為がどの程度から法的な問題となるかは、多くの被害者が疑問に思う点です。
特定の人物を執拗に尾行したり、住居周辺で待ち伏せ・見張る行為が継続されると、「つきまとい行為」として法的に認定される可能性があります。
近所トラブルとしてのつきまとい対策
近隣住民によるつきまとい行為は、一般的なストーカー事件とは異なる複雑さがあります。
加害者と被害者が同じ地域に住み続ける必要があるため、問題解決には慎重なアプローチが求められます。
特に高齢者が加害者の場合、周囲が問題を軽視してしまう傾向がありますが、被害者にとっては深刻な問題です。
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ストーカー被害調査の結果
ストーカー被害調査を終えて
調査の結果、おじいさんの行動を細かく確認することができました。
調査報告書の中には、誰がどう見ても私の行動を監視・待ち伏せしている映像が見受けられました。
徹底的に調査を行ってくれたお陰で、納得のいく報告書を頂いたので探偵さんにはとても感謝しております。
また、半信半疑だった主人も理解してくれたので、本当に救われました。
緊張感のある生活から解放された
その後、主人や自治会の会長さんを交えて、隣人と話し合いました。
さすがにおじいさんも、自分の行動を認め反省し謝罪をしてくれ、「出来心でしてしまった」と言っていましたが、私にとっては苦痛な期間を過ごしてきたので本当に迷惑でした。
今後二度と私たちに関わらないことを約束してもらい、今後のお互いの生活もあるため、今回は穏便に済ませることにしました。
あれから一ヶ月が経ちますが、以前のような緊張感のある生活から解放されて、安心した毎日を過ごしています。
親身になって相談に乗ってくれた担当の方にはとても感謝しています。
老人恋愛勘違いへの対処法とは?
高齢者の中には、親切にされたことを恋愛感情と勘違いしてしまうケースもあります。
このような場合、明確な境界線の設定、第三者を交えた話し合い、きちんと記録を取っておくことが重要です。
誤解が解けない場合は、専門機関への相談も検討する必要があります。
今回の調査について
今回は、隣人の高齢者からのつきまとい(監視・待ち伏せ)被害を受けてる方の、ストーカー被害調査を行いました。
ストーカー被害調査で得られた結果
- 隣人のつきまとい行為の実態、証拠
- つきまとい被害解消
つきまとい嫌がらせへの対応
つきまとい行為に伴う嫌がらせ行為も、多くの被害者が直面する問題です。
証拠をしっかりと保管し、関係機関との連携、安全対策の強化、専門家のサポートなどの対応策が効果的です。
一般的なあからさまなつきまとい行為とは違い、とても陰湿で判りづらい被害でもあったため被害を確信させる証拠作りが容易ではなかったかと思われます。
このようなつきまとい被害は、放置をしておくと被害がエスカレートしていく傾向にあり、問題解決が困難になってしまう場合もあります。
つきまとい・ストーカー被害は被害者に直接的影響がない場合でも、お早目の対処が必要です。
つきまとい事件の特徴と警察相談
高齢者によるつきまとい事件には、認知機能の低下による境界線の曖昧さ、社会的孤立による過度な関心、善意の誤解による行為の正当化、家族や周囲による問題の軽視などの特徴があります。
つきまとい行為が明確になった場合、警察へ相談しましょう。
迷惑防止条例違反として警告を受けることで、加害者が行為の深刻さを理解するきっかけになる場合があります。
ただし、警察が動くためには明確な証拠が必要です。
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ストーカー被害調査の方法
ご自身での調査
ストーカー被害調査の依頼を検討されている方の中には、「自分で調査したい」といった方も多くいます。
もちろん、カメラを設置したり、防犯対策をすることでストーカー行為の抑止に繋がるケースも存在します。
しかし、被害を受けている方の行動によっては、相手を逆上させたり、刺激させてしまうこともあるため、専門家など客観的に事態を判断できる方に相談をすることをおすすめします。
つきまとい罰則と迷惑防止条例
つきまとい行為に対する罰則は、各都道府県の迷惑防止条例やストーカー規制法によって定められています。
迷惑防止条例違反では6月以下の懲役または50万円以下の罰金、ストーカー規制法違反では1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられる可能性があります。
利用者つきまといへの対処
サービス利用者や近隣住民からのつきまとい被害も増加傾向にあります。
このような場合、日時・場所・行為の内容を詳細に記録し、第三者の証言を得て、専門機関への相談を行うことが重要です。
また、写真や動画、音声記録など客観的な証拠の収集も不可欠です。
ストーカー被害調査をお考えの方へ
T.L探偵事務所では、依頼人の抱える問題点や現在の状況を詳しくお聞きした上で、依頼人それぞれに適切な調査プランを提案いたします。
費用を抑えたい方や、難しい内容の調査などでも経験豊富な相談員・調査員により可能な限り依頼人に最適な調査プランを提供しますので、ストーカー被害の問題でお困りの方は、お気軽にご相談下さい。
また、調査の結果は時系列や行動内容をまとめ、画像を添付した報告書を作成し依頼人へ提出します。
もちろん報告書は、裁判などでも有効なものとなります。
また、DVDなどデータ形式でお渡しすることも可能です。
ストーカー被害調査に多い目的
- 複数の人間からつきまとい被害を受けている
- SNSでつきまとい被害を受けている
- 元配偶者から執拗につきまといされている
- 元職場の人間からストーカーされている
- 近隣とのトラブルがきっかけでストーカー被害に発展した
- 陰湿な嫌がらせやストーカー被害に悩まされている
- 高齢者ばかりからつきまといをされている
- 見ず知らずの人からつきまといされている
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まとめ
高齢者からのつきまといは、近年増加傾向にある深刻な問題です。
今回の事例では、隣人からの継続的な監視と待ち伏せ行為に悩まされた女性が、専門的な調査により問題を解決することができました。
このような問題の背景には、社会的孤立感や認知機能の変化などがあり、単純な悪意だけでは説明できない複雑さがあります。
しかし、被害者にとっては深刻な問題であり、日常生活に大きな支障をきたすでしょう。
問題解決には客観的な証拠の収集が不可欠です。
専門的な調査により確実な証拠を得ることで、家族や地域住民の理解を得られ、適切な解決につなげることができます。
つきまとい被害でお悩みの方は、一人で抱え込まずに早期の対応を心がけてください。
被害の拡大を防ぎ、安心した生活を取り戻すことが可能です。
T.L探偵事務所では、つきまとい被害の調査から解決まで、総合的なサポートを提供しています。まずはお気軽にご相談ください。