探偵の浮気調査を「1日だけ」依頼したときの料金相場と注意点
「探偵に浮気調査を依頼したいけど、費用が心配…」と感じている方は多いのではないでしょうか。
たった1日だけの調査でも、まとまったお金が必要になります。
まずは、1日調査の料金相場と料金プランの種類について見ていきましょう。
探偵に1日だけ浮気調査を依頼したらいくらかかる?
1日だけの浮気調査では、調査員の人数や稼働時間によって料金が変わる「時間単価型」のプランが適用されることがほとんどです。
そのため、探偵事務所によって料金は異なりますが、一般的には15〜20万円程度が相場となります。
また、調査員は2〜3人で動くことが多く、1人あたりの時間単価は8,000円〜12,000円程度が一般的です。
【依頼例1. 退社後~家に帰宅するまで尾行してほしい】
- 調査時間:18時~23時までの5時間
- 調査員の人数:3名
- 調査員1名あたりの時間単価:10,000円
調査料金:5時間×3名×10,000円=150,000円
【依頼例.2 休日に朝~夜まで尾行してほしい】
- 調査時間:10時~20時までの12時間
- 調査員の人数:2名
- 調査員1名あたりの時間単価:8000円
調査料金:12時間×2名×8000円=192,000円
上記の料金に交通費や駐車場料金などの経費を加えた金額が、1日の調査料金となります。
予算内で依頼したいときはパック型料金プランがおすすめ
探偵事務所の中には「3時間で6万円」「10時間で15万円」など、時間と料金がセットになった料金プランを導入しているところも多くあります。
前述した時間単価型よりもコストパフォーマンスがよく、短時間だけ調査したいときや予算内で依頼したいときにおすすめです。
ただし、予想以上に早く調査が終わった場合には割高になることと、必ずしも時間内に証拠が掴めるとは限らないことについてはあらかじめ注意しておきましょう。
成功報酬型プランは1日だけの依頼には向かない理由
探偵事務所の中には、証拠が掴めなかった場合は調査料金が無料になる成功報酬型プランを導入しているところもあります。
一見するとお得に見えますが、長期にわたる調査を想定したプランであるため1日限りの調査依頼は難しいといえるでしょう。
依頼できたとしても、成功したときの調査費用が高額になる可能性が高いためご注意ください。
検討する前にチェック!探偵に1日だけ浮気調査を依頼するデメリット
「1日だけでも探偵に依頼すれば、確実な証拠が手に入るだろう」と思われがちですが、必ずしもそうとは限りません。
1日だけの調査には、以下のようなデメリットが存在します。
- 慰謝料請求や裁判に使える証拠にならない可能性がある
- たった1日で決定的な証拠が掴めない可能性が高い
- 逆にコストが高くつくこともある
デメリット1. 慰謝料請求や裁判に使える証拠にならない可能性がある
浮気の証拠は、肉体関係が複数回あったことが証明できるものがベストです。
特に、配偶者や浮気相手に慰謝料の請求を考えているとき、また調停離婚や裁判になったときに有利に立ちたいときは、複数回(数日分)の浮気証拠を集めておく必要があります。
1日だけの調査依頼で証拠が掴めたとしても、「浮気したのは1回だけ」と言い逃れされる恐れもあるためご注意ください。
デメリット2. たった1日で決定的な証拠が掴めない可能性が高い
配偶者が浮気をする可能性が極めて高い日を選んだとしても、残念ながら肉体関係が認められる証拠が掴めない恐れもあります。
- 浮気相手とは会わなかった
- 2人きりで会ってはいたが、ご飯を食べただけで終わった
- 手をつないでデートをしていたが、ホテルに行くなど肉体関係があることを証明できる証拠は撮れなかった
1日だけ浮気調査を依頼することは可能です。
しかし、15〜20万円も支払う対価があるかと問われれば「割に合わない」という答えが妥当だといえるでしょう。
デメリット3.逆にコストが高くつくこともある
1日だけの調査では、証拠が掴めずに調査をやり直すケースも少なくありません。
単発の依頼を繰り返すと、結果的に最初から複数日の調査を依頼するよりも高額になってしまうことがあります。
例えば、1日あたりの調査料金が20万円だった場合、3回依頼すると合計60万円かかりますが、3日間のパックプランなら40万円で済むこともあります。
時間もお金も無駄にしないためにも、ご自身の状況に合わせて慎重に検討しましょう。
後悔しないために!探偵に浮気調査を依頼する前にやるべきこと
探偵に浮気調査を依頼すると、証拠が掴めても掴めなくても調査料金が発生します。
そのため、「証拠が掴めなかったのに料金だけを支払うことになった」など残念な結果にならないよう、事前にしっかり準備しておくことが重要です。
ここからは、探偵に浮気調査を依頼する前にやるべき3つのポイントをご紹介します。
ポイント1. 浮気をする可能性が高い日を徹底的に絞り込む
1日だけ浮気調査を依頼するときは、配偶者が浮気相手と会う可能性が高い日時を予測しておくことが重要です。
可能であれば1ヶ月程配偶者のスケジュールをチェックし、「〇曜日だけ帰りが遅い」「〇日の休日出勤の日が怪しい」など、浮気をする可能性が極めて高い時間・曜日などをチェックしておくことをおすすめします。
ポイント2. 依頼する探偵事務所を慎重に決める
配偶者のスケジュールをチェックするのと同時進行で、どこの探偵事務所に依頼するか決めておきましょう。
可能であれば事前に複数の探偵事務所に相談し、比較検討する時間を設けるのがおすすめです。
【探偵事務所を選ぶポイント】
- 無料相談・無料見積もりをおこなっている
- 1日限りの浮気調査が依頼できる
- 予算内で依頼できる
- 相談員の対応が良い
- 証拠が掴めたあとにどう動くべきか相談ができる「アフターサポート」がある
調査料金が格安な探偵事務所は、調査員が単発のアルバイトであったり、追加料金が発生しやすい体制だったりなどの落とし穴が潜んでいる恐れがあります。
料金の安さだけで選ばないようご注意ください。
ポイント3. 自分でも調査をおこなう
探偵に依頼する前に自分で調査をおこなって可能な限りの証拠を集めておきましょう。
探偵に相談する際に証拠を持参すると、調査の難易度が下がり探偵も調査がしやすくなります。
【探偵に相談する前に集めておくべき情報リスト】
探偵に相談する前には、以下の情報をまとめておくと、より具体的な相談が可能になります。
- 配偶者の行動パターン・スケジュール
【ポイント1.浮気する可能性が高い日を徹底的に絞り込む】
でも説明した通り、「毎週水曜日は帰りが遅い」「毎月第2土曜日は休日出勤と偽って出かけている」など、浮気が疑われる日時や場所を事前に具体的にまとめておきましょう。
- 浮気が疑われるきっかけ・期間
「3ヶ月前から急にLINEにロックをかけるようになった」「半年前から生活費をあまり入れてくれなくなった」など、いつから浮気を疑い始めたのか、具体的なきっかけや期間を整理しておきましょう。
- 浮気相手の有無や情報
浮気相手の存在がすでに分かっている場合は、その人の名前や顔写真、SNSアカウントなど、分かっている限りの情報をまとめておくと調査がスムーズになります。
- 自分の目的(事実確認、慰謝料請求、離婚など)
「浮気の事実を確認したいだけなのか」「慰謝料を請求したいのか」「離婚も視野に入れているのか」など、ご自身が最終的にどうしたいのかを明確にしておくと、探偵も目的に合わせた証拠集めのプランを立てやすくなります。
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【料金別】浮気調査の調査期間と内容の例
探偵事務所の料金は、調査期間や目的に応じて金額が大きく変わります。
ここでは、料金帯別にどのような調査ができ、どのような証拠が得られるのかをその例をご紹介します。
10万〜20万円での浮気調査の例
10万〜20万円での浮気調査では、配偶者の行動を1日〜数日間調査することができます。
この料金帯での調査では、浮気の事実確認や、浮気相手の身元を特定するための情報が中心となります。
【調査期間の目安】
1日〜数日間(調査員の人数や稼働時間によって変動)
【得られる証拠の例】
- 浮気相手との接触の有無
- 浮気相手の顔写真、乗っている車の情報
- 立ち寄り先(飲食店、ホテルなど)の確認
20万〜50万円での浮気調査の例
20万〜50万円での浮気調査では、1週間〜1ヶ月間の継続的な調査をおこなうことができます。
この料金帯での調査では、浮気の回数やパターン、肉体関係を証明する証拠など、裁判や慰謝料請求で有利になる証拠を複数集めることが可能です。
【調査期間の目安】
1週間〜1ヶ月間
【得られる証拠の例】
- 浮気相手との複数回の接触を証明する写真や動画
- ラブホテルへの出入りの証拠
- 裁判で通用するレベルの報告書
50万円以上での浮気調査の例
50万円以上での浮気調査で、長期的な調査や難易度の高い調査が可能です。
例えば、警戒心の強い相手や、行動パターンが不規則な相手を追う必要がある場合、この料金帯のプランが適しています。
【調査期間の目安】
1ヶ月以上
【得られる証拠の例】
- 離婚や慰謝料請求に必要な、決定的で強力な浮気の証拠
- 浮気相手の住所、勤務先などの詳細な個人情報
- 複雑な状況における、浮気の事実の完全な解明
まずは無料相談で聞くのが一番!
どれくらいの料金で浮気調査を依頼すればいいかわからない場合は、探偵事務所の無料相談を利用することをおすすめします。
多くの探偵事務所では、調査開始前に無料相談を実施しています。
無料相談では、プロの視点から、最適な調査期間や料金プランを提案してもらえますので、まずは一度相談してみましょう。
当社「T.L探偵事務所」でも無料相談を受け付けていますので、ぜひ一度ご相談ください。
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【探偵に依頼するお金がない方向け】自分でできる浮気調査の注意点
探偵を雇うお金がないとき、また探偵に依頼する際の調査難易度を下げるために「まずは自分で浮気調査をしたい」という人は少なくありません。
ここでは自分でできる浮気調査と、失敗しないためのポイントを紹介していきます。
自分でできる調査の具体例と正しい方法
- スマートフォンやパソコンをチェック
配偶者が浮気をしている場合、スマートフォンやパソコンをチェックすることで証拠を掴める可能性があります。
チェックする際は、以下の箇所を重点に確認しましょう。
- LINEなどのSNSやメッセージアプリ
- メール
- 写真フォルダ
- マッチングアプリや出会い系サイトの利用の有無
- ホテルの予約履歴
ただし、相手の許可なくこれらをチェックする行為はプライバシー侵害や不正アクセス禁止法違反といった違法行為になる可能性があるため、絶対にやめましょう。
- 財布の中をチェック
財布の中も浮気の証拠が隠れている可能性が高い場所です。
財布の中を確認する際は、以下のものがないか確認しましょう。
- ラブホテルの会員証や割引券
- ホテルやデート先の領収書・レシート
- 浮気相手へ贈った可能性が高いプレゼントの領収書
- 避妊具
- 浮気相手との写真
- 交通系ICの利用履歴(アプリで調べることができます)
怪しいものがあったら写真や動画で撮影しておくことをおすすめします。
また、財布をチェックしたことが知られないよう、取り出したものは元の場所に戻しておきましょう。
- GPS・ICレコーダーの設置
配偶者の持ち物や車内にGPSやICレコーダーを設置しておくのも一つです。
GPSではよく利用しているホテルやデート先、また浮気相手の家などの情報を掴むことができ、ICレコーダーでは浮気相手の名前や親密度を知ることができるでしょう。
しかし、これも配偶者の許可なくGPSやICレコーダーを設置するとプライバシー侵害に該当します。
訴えられるリスクがあるため十分な注意が必要です。
- 配偶者を尾行する
配偶者を尾行すると浮気の証拠を掴める可能性は非常に高くなります。
高性能カメラを準備することで、ホテルに出入りするシーンを撮影できることもあるでしょう。
しかし、素人の尾行調査は相手に知られやすく、見失う可能性も非常に高いです。
また長時間拘束されるため精神的な負担にもなるでしょう。
ハイリスク・ハイリターンな調査になるため、おすすめはできません。
自分で調査をする際の注意点
前述の通り、自分で浮気調査をするときに一番注意していただきたいのは、違法行為です。
相手の許可なくスマートフォンやパソコンをチェックしたり、GPSやICレコーダーを勝手に設置したりする行為は、プライバシー侵害や不正アクセス禁止法違反といった法律に触れる可能性があります。
最悪の場合、3年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処せられる可能性もあるため、くれぐれもお気をつけください。
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まとめ|浮気調査を検討しているならまずはご相談を
探偵に1日だけの浮気調査を依頼することは可能です。
料金相場は15〜20万円程度で、下準備をしっかりしておけば、浮気の証拠を掴める可能性も十分にあります。
しかし、たった1日だけでは決定的な証拠が掴めないことも多く、もし証拠が掴めたとしても、「たった一度きり」と言い逃れされるリスクがあるため、慰謝料請求や裁判で有利に働かない可能性も出てきます。
あなたが「浮気をしているか否か事実を知りたいだけ」なら、1日だけの浮気調査も有効な手段でしょう。
しかし、将来的に「慰謝料を請求したい」「離婚したい」と考えているなら、複数日の調査を依頼するのが賢明です。
どの調査プランがあなたの目的に合っているか分からない場合は、まずは探偵事務所の無料相談を利用してみましょう。
プロに直接話を聞くことで、あなたの状況に合わせた最適なプランを提案してもらえます。
まずは一歩踏み出して、あなたの悩みを相談してみてはいかがでしょうか。