調査依頼まで至った経緯
初めは嫌がらせどころか好かれていた(愛知県在住 30代女性)
会社の上司から嫌がらせを受けています。初めは嫌がらせではなく、どちらかと言えば他の人達よりいい待遇を受けていて、人間関係においては何一つとして不満のない日々を送っていました。
しかし、そんな恵まれた仕事環境もたった一日の出来事で、事態は急変することになりました。
ある日、会社の飲み会がありみんなで楽しく普通にお酒を飲んでいた時のことです。
飲み会も2軒目に突入し、いよいよアルコールが回ってきた頃、隣に座っていた上司がお酒に酔った勢いで、やたらと私に対しボディータッチしてきたのです。
その場の雰囲気を台無しにしたくないと思い、最初は誰にも気づかれないように小さな声で「やめてください」と愛想のいい感じで注意をしていましたが、それで逆に好意があると勘違いしたのか一向にやめる気配がありません。
次第に周りの人達もこちらの状況を苦笑いで見ていて、その場に耐えられなくなった私はついに上司の手を掴み「だからやめてください!」と大声で叫んでしまいました。
その日は場を和ましてくれた先輩のおかげで、何事もなく解散する流れになりましたが、次に会社であった時に明らかにいつもと様子が違く、こちらは気にしていないふりを演じましたが、そこから嫌がらせが始まりました。
ある日は、お昼の時間に私の中のいい同僚をランチに誘いわざと一人になるように仕向けてきたり。
またある日は、私に聞こえるように嫌味や悪口を話してきたりと、相手にしてはだめだと思い無視を続けることに決めました。
ただ、全く職場で話すことがなくなった上司に、唯一仲の良かった同僚も引き込まれていまい、それから私は会社で一人きりになりどんどん事態がエスカレートしてしまいました。
そして何より怖かったのは、仕事が終わり家の近くを歩いているると何やら後ろに気配がしたので振り向くと、すぐそこに上司の姿がありました。
家の方向も違うのになぜ?と思っていると何も言わず立ち去るのです。
その日以来後ろが気になってしまい、街を歩くだけで怖い思いをするようになりました。
それから家のポストにビリビリに破かれた郵便物が入っていたり、夜中に非通知で電話がかかってきたりととにかく身の危険を感じます。
ストーカーなどの嫌がらせの証拠を掴み、上司に対し法的処置を取りたいです。助けてください。
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依頼した嫌がらせ調査
上司の行動を調査していただくことに
警察に相談しても証拠がないと動いてはもらえず、探偵さんにお願いすることにしました。
シナリオ通りの回答しかしてこないロボットのような警察に比べ、こちらの相談員さんは親身になって話を細かく聞いてくれたのがとても安心できました。
いままでそういった嫌がらせなどを受けたこともありませんでしたし、誰かに恨みを買うようなこともなかったので、ほぼ確実に上司によるものだとわかっていたからです。
そして、上司について5日間の行動調査をお願いすることにしました。
実際に掛かった調査費用
調査期間:5日間
調査員:2人
調査料金:40万円(税込み44万円)
諸経費:3万円
合計:47万円(税込み)
今回の調査では、上司の勤務時間後の行動を重点的に調べていただきました。
私の自宅周辺での不審な行動や、郵便物への悪質ないたずらの現場を押さえることが主な目的でした。
嫌がらせ調査の結果
報告書で確認する不愉快すぎる上司の姿
実際に調査期間中も不気味で気持ちの悪い出来事が続き、精神的におかしくなってしまいそうでしたが、私には探偵さんが付いてる。
「何かするなら今してこい」と祈る思いで過ごしました。
探偵さんから報告書を受け取り確認してみると、私の家のポストをあさる姿や、夜中に家の周辺をウロウロしている姿など、そこには鳥肌が立つほど不愉快な上司の写真が何枚もありました。
速攻、警察に相談し法的処置を行います。
証拠を掴めて本当に良かったです。ありがとうございました。
嫌がらせ調査で得られた結果
- 嫌がらせの証拠
- 対象者の行動・様子
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今回の調査について
今回は嫌がらせを無視していたらエスカレートしてしまったという、愛知県在住30代女性の嫌がらせ調査を行いました。
「この程度は無視していれば収まるだろう。」
などと思っていた嫌がらせも、無視している間に相手にされない怒りを覚え、次第にエスカレートさせてしまう可能性もありますので、このような些細な嫌がらせでもスピーディーで尚且つ、正しい対処が必要になります。
嫌がらせは時間の経過とともに悪化する傾向があり、早期の適切な対応が被害の拡大を防ぐ鍵となります。
今回のケースでも、初期の段階で適切な対処をしていれば、ストーカー行為まで発展することは避けられたでしょう。
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嫌がらせをする人の心理と対処法
嫌がらせをする人の心理とは
嫌がらせをする人の心理状態は複雑で、多くの場合、自己評価の低さや劣等感が根底にあります。
今回のケースのように、自分の行為を拒否されたことでプライドが傷つき、相手を支配したいという欲求が嫌がらせという形で表れることがあります。
特に職場での嫌がらせは、権力関係を利用した卑劣な行為といえるでしょう。
上司という立場を悪用し、部下を追い詰めていく心理には、自分の思い通りにならないことへの怒りから始まり、相手を孤立させることで優越感を得たいという歪んだ欲求があります。
しつこい嫌がらせへの対処法
無視が一番と考えがちですが、実際にはしつこい嫌がらせには記録と証拠収集が最も効果的です。
初期段階では、日時や場所、内容を詳細に記録し、可能であれば録音や写真での証拠保全を行いましょう。
同時に信頼できる同僚や友人への相談も大切です。状況がエスカレートした場合は、会社の相談窓口やコンプライアンス部門への報告、労働基準監督署への相談、そして専門機関である探偵事務所への依頼を検討してください。
職場と女性特有の嫌がらせ対策
職場での嫌がらせは、個人で抱え込まず組織的な対応を求めることが大切です。
人事部門への正式な苦情申し立てから始まり、外部の労働相談窓口の利用、証拠を揃えた上での法的手続きまで、多角的なアプローチが必要です。
女性同士の嫌がらせの場合、噂や陰口による評判の悪化、仲間外れによる孤立化など、精神的な攻撃が中心となります。
表面的には友好的でありながら陰湿な行為を続けるケースも多く、メールやSNSでのやり取り、第三者の証言などを丁寧に記録し保全することが重要です。
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嫌がらせする人の末路と因果応報
嫌がらせする人の末路について
実際のところ、嫌がらせを続ける人の多くは最終的に自分自身が不利な状況に追い込まれることになります。
今回の事例でも、最終的に証拠を押さえられ、法的措置を取られることになりました。
職場での嫌がらせは懲戒処分や降格といった直接的な処分だけでなく、損害賠償責任を負うケースもあります。
さらに社会的信用の失墜により、転職時にも大きな不利益を被ることになるでしょう。
近年では、企業のコンプライアンス意識の向上により、嫌がらせやハラスメントに対する処分は厳格化しています。
因果応報の実例
「因果応報」という言葉があるように、他人に害を与える行為は最終的に自分自身に返ってくることが多いものです。
わざわざ時間と労力をかけて他人に嫌がらせをする人は、自己肯定感の低さと他者への共感能力の欠如が根底にあります。
ストレス発散の手段が限られているために、過度な支配欲や承認欲求が歪んだ形で表出し、正常な人間関係を築けない結果として嫌がらせという行為に走るのです。
しかし、短期的には相手を困らせることができても、長期的には周囲からの信頼失墜、法的責任の追及、精神的な孤立、職業上の不利益といった形で、必ず報いを受けることになります。
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嫌がらせ調査の方法
ご自身での調査
嫌がらせ調査の依頼を検討されている方の中には、「自分で調査したい」といった方も多くいます。
もちろん、カメラを設置したり、防犯対策をすることでいじめ・嫌がらせの抑止に繋がるケースも存在します。
しかし、被害を受けている方の行動によっては、相手を逆上させたり、刺激させてしまうこともあるため、専門家など客観的に事態を判断できる方に相談してください。
自分で調査を行う際のリスクとして、法的な境界線を越えてしまう可能性や、相手を刺激して状況が悪化する危険性があります。
また、証拠として認められない資料を集めてしまうリスクや精神的な負担になるでしょう。
嫌がらせ調査をお考えの方へ
T.L探偵事務所では、依頼人の抱える問題点や現在の状況を詳しくお聞きした上で、依頼人それぞれに適切な調査プランを提案いたします。
費用を抑えたい方や、難しい内容の調査などでも経験豊富な相談員・調査員により可能な限り依頼人に最適な調査プランを提供しますので、いじめ・嫌がらせでお困りの方は、お気軽にご相談下さい。
また、調査の結果は時系列や行動内容をまとめ、画像を添付した報告書を作成し依頼人へ提出します。
もちろん報告書は、裁判などでも有効なものとなります。
また、DVDなどデータ形式でお渡しすることも可能です。
嫌がらせ調査に多い目的
- 職場の上司から嫌がらせを受けている
- 街中で誰かに付きまとわれている気がする
- 家のポストが荒らされている形跡がある
- 家の敷地内にゴミが投げ込まれている
- 身内しか知らない事を外部の人間に知られている
- 近隣の住民から嫌な目で見られる
- 車や自転車にいたずらされている
- 隣の家から大音量の音楽が聞こえてくる
これらの被害は単独で発生することもあれば、複数が同時進行するケースも珍しくありません。 恨みを持った相手の場合、段階的にエスカレートする傾向が見られるため、早めの対策が肝心です。
一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。
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