裏切られた!熟年不倫の理由や原因とは

なぜ、長年連れ添った末に不倫という裏切り行為に走ってしまうのでしょうか。
熟年世代特有の環境の変化が、不倫の引き金になるケースは少なくありません。
ここでは、熟年層が不倫に走る主な理由と、それを後押しする現代の背景について解説します。
熟年が不倫に走る理由・原因とは
不倫は性欲が強い若い世代に多い印象があるかと思いますが、実際には40代から70代といった熟年層でも、配偶者以外にパートナーをつくっている人は意外と多いものです。
その理由や原因には、熟年世代ならではの次のような背景が挙げられます。
- 時間と経済的な余裕
仕事や子育てがひと段落し、自分自身のために使える時間とお金が増えた。
- セックスレスの解消
配偶者とは長年レス状態であり、性的な欲求を満たしてくれるセカンドパートナーを求めている。
- 抑圧からの解放
これまで配偶者のモラハラに耐えてきたが、第二の人生を謳歌したいと考えるようになった。
- 介護のストレス発散
親の介護に疲れ果てている中で配偶者の理解が得られず、外の世界に癒やしを求めた。
- 孤立感(鳥の巣症候群)
子供が自立して家を離れ、ぽっかり空いた心の穴を埋めるために刺激を求めた。
- 夫婦関係のマンネリ
長年の生活で相手を異性として見られなくなり、外での恋愛にスリルを求めている。
- 過去の再燃
同窓会で昔好きだった人に再会し、気持ちが蘇ってしまった。
このように、軽い気持ちで不倫を楽しんでいる人もいれば、現状の家庭生活からの逃避として真剣に新しい人生について考えているケースなど、その背景は多岐にわたります。
スマートフォンやSNSが不倫を後押ししていることも
健康寿命が延び、元気で活動的な中高齢者が増えたことは喜ばしいことですが、それが「余暇を利用した不倫」を容易にしている側面もあります。
特に、スマートフォンの普及は熟年不倫のハードルを劇的に下げる一因となりました。
具体的には、次のようなツールが不倫を後押ししています。
- LINEなどのチャットツール
家族に気づかれず、リアルタイムで密な連絡を取り合える。
- SNSでの交流
共通の趣味などを通じて、本来出会うはずのなかった見知らぬ異性とつながれる。
- マッチングアプリの登場
60代〜70代や既婚者を対象としたサービスが増え、出会いのハードルが下がった。
- パパ活・ママ活のカジュアル化
経済的余裕がある層が、若い世代と手軽に会える環境が整った。
オンライン上での出会いが増えたことで、誰でも「ボタン一つ」で不倫の入り口に立てるようになっているのが現状です。
そのため、配偶者のスマートフォンを確認すれば不倫の有無を確かめられる確率は高いといえます。
ただし、いくら配偶者であっても、スマートフォンを勝手に見る行為はプライバシーの侵害や不正アクセス禁止法違反にあたる恐れがあるため注意が必要です。
法的に有効な形で不倫の事実を確認したい場合は、リスクを冒す前に探偵事務所などの専門家に相談することをおすすめします。
それって不倫?熟年夫婦にありがちな浮気のサイン

熟年層の不倫は、長年の生活習慣があるからこそ、ちょっとした変化として表れやすいのが特徴です。
もし配偶者に次のような変化が見られたら、それは不倫のサインかもしれません。
外見や身だしなみへの急なこだわり
これまで服装や体型に無頓着だった人が、急に見た目を気にし始めたら注意が必要です。
- 服の好みが若返った、または急におしゃれになった
- 香水をつけるようになったり、口臭や体臭を過剰にケアし始めたりした
- ダイエットや筋トレを熱心に始めた
- 美容室に行く頻度が増え、髪型を気にするようになった
特定の誰かを意識している場合、まずは「相手に良く見られたい」という心理が外見の変化として顕著に表れます。
行動パターンや習慣の変化
長年のルーティンが崩れるのも、熟年不倫の大きな特徴です。
- 「仕事が忙しい」という理由での遅い帰宅や休日出勤が急に増えた
- 今までなかった新しい趣味を始め、一人で外出することが多くなった
- 家族との会話を避け、自室にこもることが増えた
- 車の走行距離が急激に伸びている、または助手席の位置が変わっている
- クレジットカードの利用明細に、不自然な飲食店やホテルの利用履歴がある
特に「今まで興味がなかったジャンルの趣味」を始めた場合は、不倫相手の趣味に合わせている可能性が高いでしょう。
スマートフォンの扱い方の変化
最もわかりやすい浮気のサインがスマートフォンの扱いです。
- スマートフォンを常に肌身離さず持ち歩くようになった(風呂やトイレにも持ち込む)
- 画面を伏せて置くようになった
- 急にパスワードをかけたり、頻繁に変更したりするようになった
- 通知が来ても自分の前では開こうとしない
これらの行動は、見られては困るやり取りがあることの裏返しです。
怪しいと感じても、感情的に問い詰めると証拠を隠滅される恐れがあるため、冷静に観察を続けることが大切です。
不倫が発覚したら離婚する?熟年離婚のメリット・デメリット

配偶者の不倫という裏切りを経験すると、これまでの生活をリセットして離婚したいと思うのは自然なことです。
しかし、熟年離婚には大きな解放感がある一方で、現実的なリスクも伴います。
後悔しない決断をするためにも、メリット・デメリットをしっかり確認しておきましょう。
熟年離婚のメリット
熟年離婚を選択することで得られる最大の利点は、精神的な平穏と自由です。
- 不倫のストレスから解放
裏切った相手の顔を毎日見る苦痛から逃れ、心の傷を癒やすことができます。
- 自由な生活の獲得
誰に気兼ねすることなく、自分のペースで食事、睡眠、趣味を楽しめます。
- 親族関係の清算
配偶者だけでなく、義両親や親族との付き合い、義父・義母の介護といった義務から解放されます。
- 自分自身の人生の再スタート
「誰かの妻・夫」ではなく、一人の人間として自分らしく生きる実感を味わえます。
- 新しい出会いの可能性
「これからの人生を一緒に歩みたい」と思える、誠実なパートナーと出会うチャンスが生まれます。
特に子供がすでに自立している場合、残りの人生を自分のために使えることは、何物にも代えがたい喜びとなるでしょう。
熟年離婚のデメリット
一方で、現実的な側面では次のような不安要素が残ります。
- 経済的な困窮
世帯収入が減り、特に専業主婦(主夫)だった場合は生活水準が大きく下がる恐れがあります。
- 孤独感
自由と引き換えに、体調を崩した際などに頼れる人がおらず、孤独な老後を迎える可能性があります。
- 子供への影響
成人していても、親の離婚は子供にとって精神的な負担や、親戚付き合いの悩みになることがあります。
- 住まいの問題
持ち家を売却するか、どちらが住み続けるかで揉めることが多く、住み慣れた土地を離れなければならないケースもあります。
特にお金の面での問題が生じやすく、思った以上に苦しい生活を強いられることもあるようです。
まずは別居からスタートする方法も
「相手の不倫が許せない。でも離婚の決断はできない」という場合は、別居からスタートする方法もあります。
いわゆる「別居婚」「卒婚」と呼ばれるものであり、最近では不倫問題に直面していない熟年夫婦のあいだにも取り入れられている生活スタイルです。
具体的には次のようなメリット・デメリットには次のようなものがあります。
【別居婚・卒婚のメリット】
- 世間体が保てる
離婚届を出さないため、親戚や近所に知られずに済みます。
- お互いに自由な時間ができる
相手と顔を合わせずに済むため、精神的に楽になります。
- 相続権が保てる
配偶者のままであれば、万が一の際の相続権が守られます。
【別居婚・卒婚のデメリット】
- 関係の固定化
離婚でも修復でもない中途半端な状態が長く続き、次のステップに進みづらくなります。
- 二重生活のコスト
家賃や光熱費が2軒分かかるため、生活にかかる費用が増えます。
熟年離婚・別居婚・卒婚、どれを選ぶにせよ伴うメリット・デメリットは各夫婦によって異なり、上記以外にもさまざまなものが考えられます。
自分にはどのようなメリット・デメリットがあるか、紙に書き出して今すぐ離婚すべきか否か気持ちを整理してみましょう。
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熟年離婚する前に!考えておきたいお金の問題
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熟年離婚において、避けて通れないのがお金の問題です。
老後の資金をいかに確保するかで、その後の人生の難易度が変わります。
損をしないためにはどうすべきなのか、詳しく解説していきます。
熟年離婚と不倫の慰謝料
不倫が原因で離婚する場合、配偶者および不倫相手に対して慰謝料を請求できます。
一般的に、不倫が原因で離婚する場合の慰謝料相場は100万〜300万円程度です。
ただし、熟年離婚の場合は下記のような要素で増額される可能性があります。
- 婚姻期間が極めて長い(20年、30年以上など)
- これまでに何度も不貞行為があった
- 不倫期間が長期間に及んでいる
- 証拠があるのに不倫を認めない、ごまかす、不倫相手のせいにする
- 不倫相手が妊娠・出産をした
- 不倫のほかにDVやモラハラなど多数の問題がある
- 不倫によって配偶者が精神疾患を患った
- 旦那(妻)に社会的地位や資力がある
ただし、上記のことを裏付ける確固たる証拠がない場合は慰謝料の増額は認められません。
証拠がまったくない場合は、相手に逃げられてしまうリスクがあるため、探偵による調査報告書などの客観的な証拠を揃えておくことが重要です。
熟年離婚と財産分与
財産分与とは、婚姻生活の中でお互いに協力して築きあげた財産を分配することです。
熟年離婚では分与対象となる額が大きくなるため、非常に重要なポイントです。
【主な分与対象】
- 現金・預貯金
- 株式などの有価証券
- 退職金(すでに支払われたもの、または将来支払われる可能性が高いもの)
- 企業年金
- 生命保険
- 家や土地などの不動産
- 車・バイク
※特有財産(結婚する前から持っていた財産、親や親族から相続・贈与された財産)は除きます。
財産分与の方法には、大きく分けて次の3つがあります。
- 清算的財産分与
夫婦で半分ずつ分ける方法
- 扶養的財産分与
夫婦のどちらかが離婚後に困窮する恐れがある場合、財力があるほうは財産を少なく、困窮の恐れがある側は多く分配する方法
- 慰謝料的財産分与
不貞行為を受けた側が慰謝料の代わりに多めに財産をもらう方法
プラスの財産だけでなく、マイナスの財産(住宅ローンなど)も財産分与の対象です。
財産分与の際には、まずは自分の希望をしっかりと伝え、夫婦間の話し合いで解決できない場合は離婚問題に詳しい弁護士に相談することを強くおすすめします。
熟年離婚と年金分割
老後の柱となる年金も、分割の対象となります。
これは、厚生年金保険料を多く支払っている方が少ない方に分割する制度です。
【制度の概要】
- 対象:厚生年金・共済年金(国民年金や確定給付企業年金などは対象外)
- 手続きの期間:離婚から2年以内に手続きを行う必要があります。
- 注意点:自動的に半分もらえるわけではなく、手続きが必要です。
事前に年金事務所で「年金分割のための情報通知書」を取り寄せ、受給見込額を確認しておきましょう。
もらえる金額は夫婦の収入によっても異なります。
計算方法がかなり複雑なので「いくら貰えるか事前に知っておきたい」というときは年金事務所に問い合わせておくことをおすすめします。
参考:日本年金機構「年金分割後の年金見込額を知りたいのですが、どうすれば知ることができますか。」
慰謝料請求を有利に進めるために「決定的な証拠」が必要な理由

熟年不倫において、多くの人が「長く一緒にいれば、自分の勘が証拠になる」と考えてしまいがちですが、法的な場では感情や状況証拠だけでは通用しません。
有利に解決するためには、第三者が見ても明らかな「決定的な証拠」が必要です。
ここからは、不倫が発覚した際に、決定的な証拠が必要である理由について詳しく解説します。
言い逃れをさせないため
不倫を問い詰めた際、多くの場合「ただの友達だ」「食事をしただけだ」と言い逃れをします。
証拠が不十分な状態で問い詰めてしまうと、相手は警戒して証拠を隠滅し、あなたに隠れて不倫を続けるようになります。
一度警戒されると、その後の調査は極めて困難になります。
まずは黙って、ラブホテルへの出入り写真など、肉体関係を強く推認させる証拠を掴むことが重要です。
裁判や交渉で優位に立つため
「離婚するかどうか」を決める主導権を自分が握るためには、相手を「有責配偶者(離婚の原因を作った側)」にする必要があります。
法的に認められた決定的な証拠があれば、相手からの勝手な離婚請求を拒否できるだけでなく、こちらが望む条件(高い慰謝料、有利な財産分与など)を提示しやすくなります。
相手が話し合いに応じない場合でも、証拠があれば調停や裁判で戦うことが可能です。
自分で調査するリスクを避けるため
前述のとおり、自力でスマートフォンのパスワードを解除したり、GPSを車に仕掛けたりする行為は、法律に触れるリスクがあります。
また、尾行が知られて夫婦関係が修復不可能になるばかりか、逆に訴えられるケースも存在します。
安全かつ確実に「決定的な証拠」を得るためには、調査のプロである探偵に依頼するのが最も確実です。
探偵が作成する調査報告書は、裁判でも高い証拠能力を発揮します。
20年前の不倫が許せない…昔の浮気を理由に離婚できる?

熟年夫婦の中には、過去の不倫・浮気を許せずに離婚を考えていたり、昔の不倫がいまになって発覚したりといったケースもあります。
このように、過去の不倫を理由にした離婚や慰謝料請求は可能なのでしょうか。
離婚自体は合意があれば可能
お互いに合意すれば、理由が何年前のことであっても離婚することは可能です。
しかし、一方が拒否している場合に「過去の不倫」だけで裁判離婚が認められるかは、その後の夫婦関係の状態によります。
すでに不倫問題が解決し、長年平穏に暮らしていた場合は「婚姻を継続しがたい重大な事由」とはみなされないケースもあります。
慰謝料請求には時効がある
離婚をし、相手に慰謝料請求を希望する場合は「不倫・浮気の時効」に注意しなければなりません。
民法では、不倫に対する慰謝料請求権の事項を次のように定めています。
不法行為による損害賠償の請求権は、次に掲げる場合には、時効によって消滅する。
一 被害者又はその法定代理人が損害及び加害者を知った時から三年間行使しないとき。
二 不法行為の時から二十年間行使しないとき。
つまり、「20年前に不倫をしていたことを最近になって知った」という場合は慰謝料の請求が可能ですが、「不倫をしていたことは20年前に気付いていたが、離婚を迷っていた」という場合は時効によって認められない可能性が高くなります。
ただし、昔の不倫をきっかけに現在の夫婦関係が完全に破綻している場合などは、別の構成で争えることもあるため、諦めずに専門家へ相談してみる価値はあります。
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まとめ|熟年不倫を解決するなら専門家への相談が有効
不倫問題は、それまで築き上げてきた夫婦の信頼関係を一瞬で崩壊させます。
特に熟年夫婦の場合、積み重ねてきた期間が長い分、その痛みは計り知れません。
不倫が原因で熟年離婚をする場合は、感情だけで動かず、慰謝料や財産分与などお金の問題についても、しっかりと知識を備えておくことが大切です。
また、優位に進めたいときは離婚問題に詳しい弁護士事務所に、不倫の証拠を掴めていない場合は探偵事務所に浮気調査を依頼するなど、専門家に相談するのがおすすめです。
まずは専門家の無料相談を利用して、自分の今の状況で何ができるのかを確認することから始めてみてはいかがでしょうか。
当社「T.L探偵事務所」でも、無料相談を受け付けておりますので、「配偶者が不倫しているかもしれない」と感じたらお気軽にご相談ください。
あなたのこれからの人生が、少しでも明るく、自分らしいものになるよう、最初の一歩を踏み出してみてください。