射精責任をとらない男を許してはいけない
デキ婚が珍しくない現代社会
一世代前までは「恋愛から交際・結婚に発展、その後に妊娠・出産」という流れが当たり前でした。
しかし、近年は順序が入れ替わることもそう珍しいことではありません。
結婚前に妊娠をする「できちゃった婚(デキ婚)」も、現在では「おめでた婚」「授かり婚」と言い換えられるようになるなど、多様性が尊重される新たなスタンダードが確立されているように感じます。
女性は考えなくてはならないことがたくさんある
デキ婚やおめでた婚が珍しくなくなったとはいえ、「妊娠は女性の体内で起きる」ことは変わることがない事実。
つわりや気だるさ、徐々に大きくなるお腹など、自身の変化に対応しつつ、なおかつお腹にいる赤ちゃんのことも考えながら生活しなければなりません。
これが予期せぬ妊娠の場合、
- 産むのか産まないのか
- 相手は結婚する気があるか(責任をとってくれるのか)
- 双方の親は結婚・出産を歓迎してくれるか
- 仕事(学校)は続けられるのか
など、考えなければならないことがたくさんあります。
もちろん、結婚・出産・育休の取得などがスムーズに進むのが理想です。
しかし、妊娠を伝えた途端に態度が急変する男・中絶を願う男・音信不通になる男など、射精責任をとらない男のせいで精神的に追い込まれ、スムーズどころかトラブルに発展するケースも少なくありません。
妊娠に責任をとらない男にどう対処する?
射精責任をとらないクズ人間にどう対処すべきか、次章からはさまざまな選択肢やサポート窓口・相談窓口についてご紹介していきます。
少しでもあなたの気持ちに寄り添えることができたら、また悩みを緩和するお手伝いができたら幸いです。
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望まない妊娠に1人で悩んでいる方へ|各種窓口を紹介
選択肢1. 出産して自分で育てる
もしも「子どもを産みたい」「自分1人でも育てていける」と思っているのであれば、さまざまなサポートを受けながらご自身で育てていく方法を考えましょう。
日本では、未婚で出産した女性、またはシングルマザー・シングルファーザーとして子どもを育てる「ひとり親家庭」に対しさまざまなサポートをおこなっています。
- 子育て支援
- 生活支援
- 就業支援
- 経済的支援
- 養育費確保等支援
一時的に赤ちゃんを里親さんや施設に預け、あなたの準備ができたら迎えにいくという方法もあります。
まずは子ども家庭庁HP内「ひとり親家庭等関係」から、どのようなサポートがあるのか確認してみましょう。
地域によって受けられるサポートが異なることもありますので、お住いの自治体のHPもご確認ください。
参考文献:子ども家庭庁「ひとり親家庭等関係」
選択肢2. 産みたいが育てられない
「産みたいが育てていく自信がない」というときは、特別養子縁組という制度を利用し、あなたの赤ちゃんを愛情をもって育ててくれるご夫婦にお願いするという選択肢を検討しましょう。
【特別養子縁組とは】
特別養子縁組とは、実親が特別な事情により子どもを育てられないときに実親(生みの親)との法的な親子関係を解消し、養親(親として育ててくれる人)が親子関係を結ぶ制度です。
【特別養子縁組の流れ】
- 児童相談所で相談、または「特別養子縁組 お住いの地域」で検索し、相談窓口を見つけましょう。
斡旋をおこなっている病院・産婦人科もありますので、妊婦検診の際に相談してみるのもおすすめです。
- 出産
- 出生届の提出
- 特別養子縁組の申し立て
- 家庭裁判所の調査・審判
- 養子縁組の成立
未成年の場合、お子さんの戸籍が残らないようにすることもできます。
参考文献:政府広報オンライン「特別養子縁組や里親制度をご存じですか?全てのこどもが健やかに育つ環境を。」
選択肢3. どうしても産めない・産まない・中絶を希望する
「どうしても産めない」「育てられない」という場合は、中絶手術をおこなっている病院・婦人科に相談しましょう。
ただし、中絶できる期間は妊娠22週未満と法律で決められています。
妊娠初期 妊娠12週未満 (妊娠11週6日)
妊娠中期 妊娠12週~妊娠22週未満 (妊娠12週0日~妊娠21週6日)
妊娠期間によって処置の方法・ 入院期間・費用が変わります。
初期であれば日帰り手術も可能です。
おおよその中絶費用は、初期中絶で10〜20万円、中期中絶で30〜60万円ほど。
週数が上がるにつれて金額も高くなると認識しておきましょう。 なお、性犯罪・性暴力による妊娠は公費負担制度の対象です。
早急にワンストップ支援センターに相談しましょう。
参考文献:男女共同参画局「性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター」
選択肢4. どうしたらいいかわからない・決められない
「妊娠してしまったが、どうしたらいいのかわからない」 「産みたいのか中絶したいのか、気持ちが定まらない」
「誰にも相談できない」 「お金がないから病院に行けない」
各自治体には、予期せぬ妊娠に悩む女性が相談できる公的な窓口、または提携窓口が設けられています。
厚生労働省のHP内に相談窓口のリストがまとめられていますので、居住地にはどんな窓口があるのか確認してみましょう。
お金の面についての相談も可能です。
参考文献:厚生労働省「お悩み・相談先リスト」
選択肢5. 警察に相談する
性暴力などで妊娠したケース、または男が詐欺師(結婚詐欺・ロマンス詐欺・恋愛詐欺)の可能性があるケースは早急に警察に相談しましょう。
お近くの警察署、または全国共通ダイヤル「#8103(ハートさん)」で相談が可能です。
場合によっては刑事罰に問うこともできます。
参考文献:警視庁「犯罪被害者等施策」
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男性の法的責任・射精責任を問う
【男性向け】男の責任のとり方とは?
予期せぬ妊娠に対して男性は女性にどう責任をとるべきか、具体的には次のようなものがあげられます。
- 結婚して女性の夫となり、一緒に子育てをしていく
- 女性側が産む覚悟をしており、男性側が事情により結婚できない場合、認知したうえで養育費を支払う
- 中絶する場合、中絶費用を支払う。費用の男女割合はケースバイケースだが、女性の肉体的苦痛・精神的苦痛を考慮すると全額・または多めに支払うのが望ましい。
- 2人の意見が一致しない場合、然るべき窓口(後述します)に「2人で」相談にいく
ほかにも女性側(彼女側)に希望・要望がある場合、誠意をもって対応することが大切です。
慰謝料の支払い
妊娠・出産・中絶は、女性側に大きな肉体的苦痛・精神的苦痛を伴います。
逃げたり、中途半端に対応したりなど、誠意が見られない場合はお金(慰謝料)という形で射精責任をとる必要があり、支払わない場合は裁判を起こされても致し方ないと思っておいてください。
ここで注意しておきたいのは、「男性側が責任をとる」ことと「女性側が責任を逃れる」ことは同じ意味ではないということ。
2人の責任として真剣に考え、女性としっかり向き合い、必要に応じて弁護士に相談するなど、自身ができることを全力でおこないましょう。
中絶費用の請求について過去の判例
過去には、男性側に女性の損害(慰謝料200万円及び治療費等68万4604円の合計268万4604円)の2分の1に相当する134万2302円の支払いを命じた事例があります。
判例(東京高等裁判所平成21年10月15日判決)
「母体は、妊娠中絶を選択決定しなければならない事態に立ち至った時点から、直接的に身体的及び精神的苦痛にさらされるとともに、その結果から生ずる経済的負担をせざるを得ないが、それらの苦痛や負担は、男性(胎児の父)と女性(胎児の母)が共同で行った性行為に由来し、その結果として生ずるものであるから、男性と女性とが等しくそれらによる不利益を分担すべきである」
「性行為という共同行為の結果として、男性は、直接的に身体的及び精神的苦痛を受け、経済的負担を負う女性に対し、それらの不利益を軽減、解消し、あるいは分担するための行為をする法的義務を負っている」
つまり、妊娠・中絶に際して女性の負担や不利益に対する十分な配慮を怠った男性は、中絶費用だけでなく、その精神的苦痛に関する慰謝料を含めた損害額の2分の1相当する金額を請求することができると考えられます。
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24時間365日無料相談
どんな男が逃げるのか|責任をとらない男の特徴や心理
- 経済的にも精神的にも育てる自信がない(学生・無職など)
- 結婚する気がない、まだまだ遊びたい
- 妻・本命の彼女・好きな女性がいる
- 親に反対される
- 「本当に自分の子なのか」「ほかに男がいるのでは」など女性を疑っている
- 不特定多数の女性と関係を持っている
原則として、責任をとらない男に対し刑事的な罪に問うことはできません。
しかし、性暴力や結婚詐欺(ロマンス詐欺・恋愛詐欺)に該当するケース、また未成年淫行の場合は警察に相談し、相手を刑事罰に問うことができます。
相談する際には証拠が必要になりますので、男に関する情報をできるだけ多く集めておきましょう。
【女性向け】男に逃げられてしまった場合
まずは探偵事務所にご相談を
相手に逃げられたとき、妊娠を告げたら音信不通になったとき、かつ相手を探し出したいときは探偵事務所へご相談ください。
現にT.L探偵事務所にも「妊娠を告げたら彼氏と連絡が取れなくなった」「パパ活相手の子を妊娠してしまった。探してほしい。」というご相談を多くいただいております。
【探したい相手】
- 元彼
- ナンパ・パパ活で出会った人
- マッチングアプリで知り合った人
- 住所も職場もわからない人
探偵事務所に依頼するときの流れ
- まずは無料相談窓口にてカウンセリング
- 日程を決めて、探偵事務所の相談室や都合のいい場所で面談
- プランや調査内容の説明
- 同意したらその場で契約
- 調査開始
- 調査結果報告
- アフターサポート
まずは無料相談窓口にてカウンセリング
ほとんどの探偵事務所で無料相談・無料見積もりをおこなっています。
対面・電話・メールでの相談はもちろん、探偵事務所によってはオンライン通話(テレビ通話)も可能です。
依頼する、しないに限らず、まずはお気軽にご相談ください。
なお、T.L探偵事務所では、男性に話しづらいセンシティブな問題に寄り添うために女性相談員による対応もおこなっております。お気軽にお申し付けください。
日程を決めて、相談室や都合のいい場所で面談
無料相談窓口にて悩み事・お困りの内容・依頼する場合の予算などを伝えたあとは、実際にお会いして面談をおこないます。
基本的には探偵事務所内の相談室で面談いたしますが、T.L探偵事務所ではご都合のいい場所まで弊社相談員がお伺いすることも可能です。
お気軽にご相談下さい。
プランや調査内容の説明・同意したらその場で契約
無料相談窓口にてお伺いした内容をもとに、調査料金プランや調査内容などについてご説明いたします。
ご納得いただいた場合のみご契約となりますが、いったんお持ち帰りいただき考えていただくことも可能です。
T.L探偵事務所では、強制的に契約を迫ることなどは絶対にありませんのでご安心ください。
調査開始
弊社・T.L探偵事務所では、知識・経験ともに豊富な調査員が調査をおこないます。
調査の方法は、尾行・聞き込み・張り込み・データ調査・SNS調査・独自のネットワーク調査などさまざま。
ご依頼者様の相談内容に最適な方法で調査を進めていきます。
調査結果を報告
T.L探偵事務所では、調査結果を「調査報告書」という形でお渡ししております。もちろん、裁判や調停の場でも有効なものです。
対象者の時系列の行動はもちろん、鮮明な証拠写真・動画などを添付いたします。
DVDなどデータ形式でお渡しすることもできますので、お気軽にお問い合わせください。
アフターサポート・アフターケア
T.L探偵事務所では、調査終了後もご依頼者様のサポートを継続しておこなっております。
根本的な問題解決が達成するよう、これからの人生が豊かなものであるよう、専任のカウンセラーが徹底サポートいたしますのでご安心ください。
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24時間365日無料相談
まとめ
T.L探偵事務所では、予期せぬ妊娠に悩む女性からのご相談を多くいただいております。
「妊娠を報告したら、彼氏に連絡がつかなくなった。どこにいるか探してほしい」
「マッチングアプリで出会った人との間に子供が出来たが、音信不通になってしまったので居場所を特定して欲しい」
「彼氏に子供をおろすよう脅迫されている」「妊娠したが彼氏がまさかの既婚者だった。家を特定して欲しい。」
T.L探偵事務所では、24時間365日、電話やメールにてご相談をお受けしております。
上記のような悩み事・お困りごとがありましたら、依頼する・しないに限らずお気軽にご相談ください。
お悩みの根本的な問題が解決するよう、これからの人生が豊かなものであるよう、弊社スタッフが一丸となり全力でサポートいたします。