調査依頼まで至った経緯
どこの職場でも必ず咳払いで嫌がらせをしてくる人が現れる
地元のそこそこの大学を卒業し社会にでて12年が経ちました。
大学時代からパソコン関係の資格などをいろいろ取得していて、それなりに仕事のスキルには自信がありますが、どこの職場に行っても、咳払いで嫌がらせをしてくる人が必ず現れ、対人関係に悩まされて結果的に退社するということが続いています。
再就職先の面接時に、前職の退職理由などを話すと働かせてくれる会社もなくなってしまい、現在は派遣のお仕事をして生活していますが、そこの職場でも嫌がらせを受けていて、いよいよ精神的に追い込まれてきてしまいました。
最初は自分が考えすぎているのかとも思いましたが、どれだけ気にしないようにしていてもわざとらしくすれ違いざまなどに咳払いをしてこちらを威圧してくるので、どうしても気になってしまいます。
こういうご時世ですし、マスク越しとは言えど衛生上で考えても本当にやめてほしいです。
どうか、何も気にせずに仕事ができる環境が欲しいです。よろしくお願いします。
職場でのわざとらしい咳払い
職場での咳払いによる嫌がらせは、一見些細な出来事に見えますが、継続的に行われることで深刻な心理的ダメージを与えます。
特にすれ違いざまに決まって咳払いをされる場合、被害者は次第に職場に行くこと自体が恐怖になってしまいます。
加害者側はただの咳でしょと言い逃れができるため、立証が困難な嫌がらせ手法として意図的に選択している可能性もあります。
この依頼者の方のように、転職を繰り返してしまう原因にもなりかねません。
おじさんによる威嚇的な咳払いの特徴
職場でよく見られるのが、中年男性による威嚇的な咳払いです。
これは単なる身体的な反応ではなく、職場内での上下関係や力関係を誇示する手段として使われることがあります。
新人や派遣社員など立場の弱い人に対して、会議中や静かな環境での意図的なタイミングで行われることが多く、特定の人物が近づいた時だけに発生するなどの特徴があります。
このような行為は、相手に無言の圧力を与え、自分の優位性を示す手段として加害者が利用しているケースもあるのです。
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依頼した嫌がらせ調査
まずは加害者に対しての身辺調査をお願いすることに
このような証拠も残らないような嫌がらせの話を、まともに聞いてくれる人がいるのかと思い今まで誰にも話したこともなかったので、躊躇う気持ちが強くありました。
いざ勇気を出してこちらの探偵事務所さんの無料相談窓口にお電話をし、相談員の方にお話を聞いていただきました。
するととても親切に相談を聞いてくださって、気が付いたら1時間以上が経過していました。
電話を掛ける前の不安は晴れるどころか、いままで一人で抱えていた私の悩みを打ち明けられ、とても心が救われました。
もしかしたら今回の加害者と今までの加害者の間に接点がある可能性も考えられなくはない。
という旨を伝えると、では今回の加害者がどういった人なのかを調べることから始めましょうということになり、7日間の身辺調査をお願いすることにしました。
咳払いハラスメントの実態調査
咳払いハラスメントの調査では、加害者の人物像や行動パターンを把握することが重要です。
調査により他の同僚に対しても同様の行為を行っているか、特定の対象者にのみ向けられた行為なのか、過去に類似のトラブルを起こした経歴があるかなどが明らかになります。
これらの情報は、嫌がらせの意図性を立証する重要な材料となるでしょう。
また、専門的な調査を行うことで、一見ランダムに見える咳払いにも実は明確なパターンがあることが判明することがあります。
特定の時間帯、特定の人物の動線、会議やプレゼンテーションなどの重要な場面でのタイミングなど、偶然では説明できない規則性が発見されることもあります。
実際に掛かった調査費用
調査期間:7日間
調査員:2人
調査料金:30万円(税込み33万円)
諸経費:3万円
合計:36万円(税込み)
嫌がらせ調査の結果
ホッとしました
実際に、加害者の行動を丸々一週間調査していただいて提出された報告書を見た時、事細かに写真付きで行動内容が記載されていてここまで詳しく調査してもらったことにとても驚きました。
今回特にこれといった怪しげな行動をしている様子は確認できませんでしたが、逆に言うと反社会的勢力の方とのかかわりなど、変な人間関係は無いことは確認できたのでそれだけで少しは安心しました。
探偵さんからのメンタルケアをしていただいたり、実際にアドバイスをもらったことで行動してみることにし、現在は誰とも直接かかわることのないお家でできるパソコンの仕事を初めました。
変に考えすぎることも無くなり、これからの生活が凄く楽しみになりました。
調査結果から得られた安心感の価値
今回の調査では、加害者の特別な危険性は確認されませんでしたが、これ自体が非常に価値のある結果でした。
被害者にとって「相手がどのような人物なのかわからない」という不安は、実際の嫌がらせ以上に精神的負担となることがあります。
調査により相手の人物像が明確になったことで、依頼者は冷静な判断ができるようになり、最終的に環境を変えるという前向きな決断につながりました。
嫌がらせ調査で得られた結果
- 対象者の様子
- 対象者の人間関係
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24時間365日無料相談
今回の調査について
今回は、「意図的な咳払いによる嫌がらせ調査」を行いました。
証拠が残らないセンシティブな内容のお悩みでしたので、証拠を突き止めるというよりは、その加害者がどの様な人物かを調査することで不安を取り除き、結果的に依頼者の方の気持ちを少しでも楽にすることに繋げられたと思います。
職場での嫌がらせのご相談は多く寄せられており、職場は日常生活の大半を過ごす場所であるため、その環境が悪いと私生活においての幸福度に大きく関わります。
少しでも嫌がらせを感じたら被害が大きくなる前に、頼れる上司や相談役、コンプライアンス部署などへ相談することをお勧めします。
会社内で解決できない場合は、労働基準監督署やその他専門家へ相談することで解決できる場合もありますので、一人で悩まず先ずは相談しましょう。
わざと咳をする人の心理的特徴
意図的に咳払いを行う人には、支配欲求、注目欲求、ストレス発散、相手をコントロールしたいという欲求などの心理的特徴があります。
これらの人々は、直接的な対立を避けながらも、相手に不快感を与えようとする屈折した心理を抱えていることが少なくありません。
また、自分の行為が相手に与える影響を楽しんでいる傾向もあり、反応があるほど嫌がらせを強める傾向もあるでしょう。
このような心理が背景にある場合、単なる注意では改善されにくく、職場全体での組織的な対応が求められます。
咳払い嫌がらせへの適切な対処法
咳払いによる嫌がらせを受けても、直接的な仕返しは避けるべきです。
仕返しによってエスカレートして更なる嫌がらせを誘発したり、職場の人間関係が悪化して孤立してしまうかもしれません。
また、相手と同じレベルの行動を取ることで評価を下げてしまったり、法的問題に発展する可能性もあります。
適切な対処法は、記録を取り、然るべき相談窓口に報告しましょう。
感情的になることは、相手の思うつぼです。
嫌がらせ調査の方法
ご自身での調査
嫌がらせ調査の依頼を検討されている方の中には、「自分で調査したい」といった方も多くいます。
もちろん、カメラを設置したり、防犯対策をすることでいじめ・嫌がらせの抑止に繋がるケースも存在します。
しかし、被害を受けている方の行動によっては、相手を逆上させたり刺激させてしまうこともあるため、専門家など客観的に事態を判断できる方に相談をすることをお勧めします。
咳払いいじめの記録方法
咳払いによる嫌がらせの記録を取る際は、以下の点を重視してください。
基本記録事項:
- 日時と場所を正確に記録
- 誰が周囲にいたかなどの状況の詳細
- 特定の時間帯や条件での発生傾向
詳細記録事項:
- 通常の咳と明らかに異なる音量や継続時間
- 意図性を示す相手の表情や態度
- 咳払い前後の相手の行動パターン
これらの記録は、嫌がらせの立証において貴重な証拠となります。
可能であれば音声録音も併せて行うことで、より客観的な証拠を残すことができます。
ただし、録音を行う際は、法的な問題がないか事前に確かめましょう。
咳払いマウンティングの職場への影響
職場での咳払いマウンティングは、組織全体の生産性にも悪影響を与えるかもしれません。
被害者の集中力低下による業務効率の悪化、職場の雰囲気悪化による全体のモチベーション低下、離職率の増加による人材確保コストの増大、企業イメージの悪化による採用への悪影響などが挙げられます。
経営者や人事担当者は、このような問題を軽視せず、適切な対応を取る必要があります。
早期対応により、より深刻な問題への発展を防ぐことができます。
咳がうるさい人へのイライラ対処法
咳払いによる嫌がらせでイライラした時は、まず深呼吸を行い心を落ち着かせましょう。
別の作業に集中して注意を逸らしたり、可能であれば一時的に席を離れるのも効果的です。
中長期的には、日時と状況を詳細に記録し、信頼できる同僚や上司に相談してもいいかもしれません。
人事部やコンプライアンス窓口への報告も選択肢に入れておくとよいでしょう。
嫌がらせ調査をお考えの方へ
T.L探偵事務所では、依頼人の抱える問題点や現在の状況を詳しくお聞きした上で、依頼人それぞれに適切な調査プランを提案いたします。
費用を抑えたい方や、難しい内容の調査などでも経験豊富な相談員・調査員により可能な限り依頼人に最適な調査プランを提供しますので、いじめ・嫌がらせでお困りの方は、お気軽にご相談下さい。
また、調査の結果は時系列や行動内容をまとめ、画像を添付した報告書を作成し依頼人へ提出します。
もちろん報告書は、裁判などでも有効なものとなります。
また、DVDなどデータ形式でお渡しすることも可能です。
嫌がらせ調査に多い目的
- 職場の人から嫌がらせを受けている
- 職場で上司からパワハラされ困っている
- 元職場の人から未だに嫌がらせを受けている
- 職場の人からネット上で誹謗中傷をされている
- 近所で悪評を拡散されているので止めさせたい
- ネットストーカー被害を受けている
- 街中で盗撮されているので止めてほしい
- 些細な嫌がらせをされているが証拠がなく困っている
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まとめ
咳払いによる職場でのハラスメントは、一見些細に見えても被害者の精神的健康に深刻な影響を与える問題です。
このような嫌がらせの特徴は、証拠が残りにくく、周囲に理解されにくいことにあります。
しかし、継続的に受けることで仕事への集中力低下や職場への恐怖感が生まれ、最終的には転職を余儀なくされるケースも少なくありません。
重要なのは、一人で抱え込まず適切な記録を取り、信頼できる相談窓口に相談しましょう。
職場内での解決が困難な場合は、専門機関や探偵事務所による客観的な調査も有効な手段となります。
今回の事例のように、調査により相手の人物像を把握することで、被害者の不安を軽減し、適切な対処法を見つけることができます。
咳払いという些細に見える行為でも、それが意図的であれば立派な嫌がらせ行為です。
T.L探偵事務所では、このような証拠の残りにくい嫌がらせについても、豊富な経験と専門知識で対応しています。
咳払いによる嫌がらせでお悩みの方は、まずはお気軽にご相談ください。