結婚詐欺とはどんな詐欺?

結婚詐欺とは、結婚を約束して相手を信用させ、金品などをだましとる詐欺行為のことです。
婚活サイトやマッチングアプリの普及により、見知らぬ人と出会う機会が増えた現代では、特に注意が必要です。
実際に結婚を考えている人ほど「相手を信じたい」という気持ちが強く、短期間で親密になりやすいため狙われやすい傾向があります。
典型的な手口としては、短期間で結婚をほのめかしたり、「親が病気で医療費が必要」「事業資金が足りない」といった理由を告げて金銭を要求したりするケースがあります。
さらに、証拠を残さないために銀行振込ではなく現金手渡しを求める、写真撮影や家族・友人への紹介を避けるといった行動を取ることも特徴です。
結婚詐欺は刑法246条に規定される詐欺罪にあたり、立証されれば10年以下の懲役刑が科される可能性があります。
ただし、「最初からだます意思があったかどうか」を証明するのは容易ではなく、十分な証拠が求められます。
そのため、金銭のやり取りや結婚に関する約束があったことを裏付ける資料を早い段階で残しておくことが重要です。
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結婚詐欺の手口とは?

結婚詐欺は、結婚を口実に相手を信用させ、金銭をだまし取る悪質な行為です。
どのような流れで金銭を引き出すのか、代表的な6つの手口を紹介します。
1. 婚活サービスで急速に親密になる
婚活アプリやパーティーを利用し、通常よりも早いペースで距離を縮めます。
短期間で親しげに振る舞い、信頼を得ようとするのが特徴です。
2. 交際直後に結婚をほのめかす
出会って間もなく「すぐ結婚したい」「あなたと幸せになりたい」と結婚を意識させる言葉を繰り返します。
3. 同情を引いて金銭を求める
「親が病気で治療費が必要」「事業が苦しい」などと深刻な事情を訴え、相手に「助けてあげたい」と思わせます。
4. 少額から始まる金銭要求
数万円程度の金銭を一時的に貸してほしいと依頼し、婚約者を助ける気持ちを利用して受け取ります。
5. 要求を繰り返す
少額の要求を何度も繰り返すことで、相手が詐欺だと気づきにくくさせ、被害額を積み重ねていきます。
6. 金銭を得た後に音信不通
十分な金額を手にした段階で、連絡先を変えて突然姿を消します。
このような手口は被害者の恋愛感情につけ込み、経済的損失だけでなく深刻な精神的ダメージを与えます。
そのため、相手の行動に少しでも違和感を覚えたら注意が必要です。
さらに、どんな人が狙われやすいのかを理解しておくことも被害を防ぐポイントになります。
結婚詐欺に遭いやすい人の特徴とは?

結婚詐欺の手口を理解したうえで、自分がターゲットになりやすいかどうかを振り返りましょう。
たとえば、恋愛や結婚に強い憧れを抱いている人、婚活を急いでいる人、経済的に余裕がある人は特に狙われやすいといわれています。
また、「断れない性格」「人を疑うのが苦手」「人助けを優先するタイプ」もターゲットにされやすい特徴です。
こうした傾向を理解しておくことで、相手の行動に違和感を覚えた際に「これは危ない」と気づける可能性が高まります。
被害を防ぐためには、自分自身の性格や状況を客観的に見直すことが重要です。
婚活を前向きに進めながらも、慎重さを持つことが詐欺被害を防ぐ第一歩になります。
結婚詐欺の証拠を集める4つの方法

もし自分が『狙われやすい特徴に当てはまるかも』と感じたら、少しの違和感でも証拠を集める行動につなげることが大切です。
証拠があれば詐欺師の身元特定や法的措置が取りやすくなり、お金を取り戻せる可能性も高まります。
さらに、あなたの行動が二次被害の拡大を防ぐことにもつながります。
このような被害の拡大を防ぐためにも、以下の4つの方法を行なって必ず証拠を集めるようにしましょう。
- やり取りの保存
- 金銭のやり取りの記録
- SNSや公開情報の確認
- 結婚に関する約束を記録する
やり取りの保存
LINEやメールなどの通信履歴はもっとも分かりやすい証拠です。
特に「お金を求める発言」や「結婚に関する約束」を含むメッセージは必ず保存しましょう。
金銭のやり取りの記録
クレジットカードの明細や振込履歴、ネット銀行のスクリーンショットなど、金銭の授受を証明できる資料を残しておくことが大切です。
現金手渡しの場合は、日時や場所をメモに残して補強しましょう。
SNSや公開情報の確認
詐欺師がX(旧Twitter)やInstagramを使っている場合、投稿やフォロー関係から素性を探れることがあります。
顔写真があればGoogle画像検索で他のアカウントや活動歴を突き止められる可能性もあります。
結婚に関する約束を記録にする
結婚式の予約、新婚旅行の計画、両親への挨拶など、結婚を前提としたやり取りも大切な証拠です。
会話やメッセージの内容だけでなく、日時や経緯を記録として残しておくと、後から状況を整理しやすくなります。
結婚詐欺に遭った際の相談窓口
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結婚詐欺の被害に遭ったら、証拠を集めると同時に専門機関へ相談しましょう。
ここでは代表的な3つの窓口を紹介します。
- 探偵
- 警察
- 弁護士
探偵に相談する
探偵は浮気調査や人探しだけでなく、詐欺案件を扱うこともあります。
尾行やデータ調査を通じて詐欺師の素性や行動を特定し、その結果は裁判や警察提出用の証拠として活用できます。
「詐欺師の正体を知りたい」「行方を突き止めたい」という場合に有効です。
警察に相談する
詐欺師の逮捕を望むなら警察に相談しましょう。
被害届が受理されれば捜査が進み、逮捕につながる可能性があります。
ただし証拠が不十分だと受理されない場合もあるため、事前に証拠を揃えておくことが必要です。
また、警察は加害者を処罰できますが、被害金の返還までは対応できません。
弁護士に相談する
「お金を取り戻したい」「法的に訴えたい」と考えるなら弁護士が最適です。
法的アドバイスに加え、訴訟の準備や交渉も依頼できます。
民事訴訟を通じて返金請求や慰謝料請求が可能となるため、金銭面での解決を望む場合には欠かせない窓口です。
未然に結婚詐欺を防ぐには?

結婚詐欺は誰にでも起こり得る犯罪ですが、意識して行動することで防ぐことができます。
ここでは代表的な3つの対策を紹介します。
安全性の高いサービスを選ぶ
婚活アプリは身分証明の提出やセキュリティ体制が整っているものを選びましょう。
婚活パーティーなら参加者の評判や口コミを確認することが重要です。
「マル適マーク」とは、結婚相談所の運営が法律や基準に適合していることを示す認証制度で、個人情報の管理や契約内容が適正であることを保証しています。
このマークがある結婚相談所は第三者機関からの審査を受けているため、安心して利用でき、詐欺被害のリスクも大幅に下げられます。
個人情報を安易に公開しない
住所や勤務先、家族構成などは悪用されやすいため、出会ってすぐに伝えるのは危険です。
交際が深まり相手を十分に理解してから、少しずつ開示するのが望ましいでしょう。
特にSNSで不用意に情報を公開すると、思わぬ形で利用される恐れがあるため、十分に注意しましょう。
家族や友人に相談する
相手の行動に少しでも不安を感じたら、早めに家族や友人に相談して客観的な意見を聞きましょう。
抵抗がある場合は、探偵など専門機関の無料相談を活用するのも有効です。
第三者の視点を取り入れることで、冷静に判断でき、詐欺被害を未然に防ぐ手助けとなります。
24時間365日無料相談
まとめ
結婚詐欺は特別な人だけが狙われるものではなく、誰にでも起こり得る身近な犯罪です。
被害を最小限にするためには、「気づいた瞬間に証拠を残す」ことが何よりも重要です。
メールやLINEのやり取り、送金履歴、SNSの情報など、日常的な記録が後に大きな力を持ちます。
自分で証拠を集めるのが難しいと感じた場合は、探偵に調査を依頼することで詐欺師の素性や行動を具体的に把握でき、裁判や警察への届け出に活用できる確かな資料を得ることができます。
逮捕や法的措置を望むのであれば、弁護士や警察といった公的機関と連携して動くことが欠かせません。
また、法的な解決を得た後も「もう安心」と油断するのではなく、再発防止の意識を持つことが大切です。
安全性の高い婚活サービスを選ぶ、個人情報の取り扱いに慎重になる、周囲に相談するなどの行動が、次の被害を防ぐことにつながります。
T.L探偵事務所では結婚詐欺を含む各種詐欺被害調査に対応しています。
被害に直面している方はもちろん、「自分は大丈夫かな?」と少しでも不安を感じた方も、どうぞお気軽にご相談ください。