不貞や浮気の証拠がない場合はどうすればいい?泣き寝入りせずに取るべき手段

不貞や浮気の証拠がない場合はどうすればいい?泣き寝入りせずに取るべき手段

2025.05.18 / # 浮気調査・不倫調査

パートナーの不貞や浮気がほぼ確定しているにもかかわらず、証拠がないために泣き寝入りしている人も多いのではないでしょうか。 「パートナーと浮気相手に慰謝料を請求したい」「浮気相手と別れて欲しい」「再構築に向けて頑張りたい」 どのような希望があったとしても、まずはパートナーに非を認めさせるのが優先すべきことです。 そのためには確固たる証拠が必要ですが、証拠がないからといって諦める必要はありません。 本記事では、パートナーの不貞や浮気の証拠がなくて泣き寝入りしている人に向けて、対応すべき手段をご紹介します。 パートナーの浮気に悩んでいる人や、浮気問題を突破し前に進みたいと考えている人はぜひ参考にし、問題解決への一歩を踏み出しましょう。

泣き寝入りした人の多くが後悔しているのはなぜ?

悲しむ女性
パートナーの不貞や浮気は、自身の心に大きな傷を残します。

心の傷が完全に癒えることは難しく、何年にも渡ってフラッシュバックに苦しむ人が非常に多いのです。

なかでも浮気の証拠がなく泣き寝入りをした人は、フラッシュバックに加え「せめて慰謝料を請求するべきだった」と、痛烈に後悔している人が後を絶ちません。

浮気されたことによるフラッシュバック、そしてアクションを起こさなかった後悔は何年も、人によっては長年続きます。

少しでも気持ちを楽にするためにも、慰謝料を請求するのは当然の権利です。

浮気に対するペナルティが不十分だと、浮気した側は「これくらいで済むのか」と軽く捉えてしまい浮気を繰り返す傾向が強いです。

再び浮気されてしまうと、精神的にさらに追い詰められてしまう可能性があります。

そのため、離婚を検討している方はもちろん、「離婚しない」「再構築したい」と考えている人も、再発防止を兼ねてしかるべき対応を取ることをおすすめします。

慰謝料請求を検討している方必見!浮気の証拠として認められるもの

女性弁護士
パートナーが不貞行為や浮気をしているかもと気づいた場合、パートナーや浮気相手に対して「慰謝料を請求したい」と考えている方も多いのではないでしょうか。

慰謝料を請求する際は、不貞行為や浮気があったことがわかる証拠を提出するのが一般的です。

証拠がないと、浮気の事実が認められず、慰謝料請求が困難となる可能性が高まります。

ここからは、慰謝料の請求を検討している方に向けて、浮気の証拠として認められるものについてご紹介します。

慰謝料を請求できる条件とは?

パートナーや浮気相手に対して、慰謝料の請求を検討している方のなかには、「とりあえず浮気の証拠があれば認められるだろう」と考えている方もいるのではないでしょうか?

しかし、浮気の証拠をただ提出しただけでは、必ず慰謝料を請求することができるというわけではありません。

民法によると、慰謝料の請求に関して、以下のように規定されています。

【民法709条 不法行為による損害賠償】

故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う。

出典:民法 e-Gov法令検索

つまりこの規定を浮気された場合に当てはめて説明をすると、パートナーや浮気相手が故意に浮気したことにより、あなたが精神的苦痛を受けた場合、あなたはパートナーや浮気相手に対して慰謝料を請求できるということになります。

これを踏まえて、慰謝料を請求できる条件を簡潔にまとめると、以下のようになります。

  • 不貞行為や浮気が事実であること
  • パートナーや浮気相手がわざと浮気行為をしたこと
  • 不貞行為や浮気があった時点で夫婦関係が破綻していないこと
  • 慰謝料を請求する側が婚姻関係であること

浮気の証拠として認められるものとは?

不貞行為や浮気による慰謝料を請求できる条件について押さえたら、次は浮気の証拠にはどのようなものが認められるのかを知っておきましょう。

浮気の証拠になるものは、一般的に「パートナーと浮気相手の間に複数回、もしくは長期にわたって肉体関係があったことを示すもの」が基本となります。

具体的には、以下のような証拠が該当します。

  • 肉体関係があったことが予測されるLINEやメール
  • 2人がホテルに出入りしている写真や動画
  • 性交渉中の動画や写真、音声データ

また、直接ではないものの「肉体関係があったことが推測されるものが複数個」あれば証拠として認められるケースもあります。

例えば、以下のようなものが挙げられます。

  • 「愛している」「今日は楽しかったね」「次はいつ会える?」などのやり取りをしているLINEやメール
  • 頻繁に電話をしていたことがわかる着信・発信履歴
  • ホテルや旅館の領収書
  • テーマパークや飲食店などのクレジットカード利用履歴
  • 2人が密着して写っている写真
  • パートナーの言動を記録している浮気された側の詳細な日記・記録
  • 浮気相手からもらったプレゼント
  • パートナーのカーナビやGPSの記録

しかし、これらの証拠がない場合や、証拠が薄い場合は、パートナーが浮気を認めなかったり、誤魔化されたりする可能性が高まります。

そうなると、いざ裁判となったときにも、浮気された側の訴えが認められない可能性があるため、十分な注意が必要となります。

「浮気している可能性が高い」だけでは不十分

「パートナーの帰りが以前よりも遅くなった」

「パートナーが急に身なりに気を使うようになった」

「お風呂やトイレにまでスマホを持っていくようになった」

このように、「浮気しているかもしれない」という推測だけでは慰謝料を請求することはできません。

不貞や浮気の疑惑を確信に変え、慰謝料を請求できる段階に進めるためにも、肉体関係があったことを示す確実な証拠や、肉体関係があったことが推測される複数の証拠を入手する必要があります。

泣き寝入りしないで!浮気の証拠がないときの3つの対処方法

手で3を示す女性
パートナーが浮気していることが確実であるものの、浮気の証拠がないときにできる対処方法は、主に次の3つです。

  • 自分で証拠を探し続ける
  • パートナーに自白させる
  • 探偵事務所に依頼する

それぞれの対処方法について詳しく見ていきましょう。

浮気の証拠がないときの対処方法1. 自分で証拠を探し続ける

パートナーの浮気が疑わしいとき、多くの人は自分で浮気調査をおこなうことから始めます。

具体的には以下の方法で自分で調査をします。

  • 尾行する
  • 財布やカバンの中を調べる
  • スマートフォンをチェックする
  • カバンにGPSを隠す
  • 車内を調べる(ゴミ箱・助手席の様子・走行距離・カーナビの履歴)
  • 車内に小型カメラや盗聴器を取り付ける
  • 浮気相手と思わしき人物のSNS(Instagram、TikTok)をチェックする

自分で調査する方法については、以下の記事でも解説しているのでこちらもぜひ参考にしてみてください。

このような浮気調査を自分でおこなうメリットは、費用がほとんどかからないことです。

しかし、メリットがある反面、以下のようなデメリットもあります。

  • 時間がかかる
  • パートナーや浮気相手に知られてしまう可能性がある
  • 違法行為を犯す可能性がある など

特に違法行為については、厳重な注意が必要です。

相手の許可なく、無断でスマートフォンを調べることは不正アクセス禁止法に違反するうえ、行き過ぎた尾行調査はストーカー規制法に抵触する可能性があります。

また、浮気相手のことを知るために、浮気相手の家や職場に勝手に侵入することは、住居侵入罪で逮捕されてしまう恐れがあります。

証拠を求めるあまり、犯罪行為を犯さないよう注意が必要です。

このような犯罪行為に抵触すると、反対に訴えられてしまうこともあるため気を付けましょう。

証拠があってもパートナーが認めないときはどうすればいい?

自分なりにパートナーの浮気の証拠が掴めても、内容次第ではパートナーが認めないこともあります。

もしもご自身で掴んだ証拠が有効なものか判断できない場合は、弁護士に相談してみるのもひとつの方法です。

費用が心配な場合は、地域の無料相談会を利用したり、初回相談無料の弁護士を探してみましょう。

弁護士に相談したということがひとつのアドバンテージになります。

また、有意義なアドバイスをもらえることもあるでしょう。

証拠がないと泣き寝入りせず、まずは相談だけでもしてみることをおすすめします。

浮気の証拠がないときの対処方法2. パートナーに自白させる

浮気に気付いていることをそれとなく伝え、パートナーに自白させるという方法もあります。

自白させる際は、以下のような内容を伝えましょう。

  • 浮気していることに気づいていると伝える
  • 浮気相手との再婚を考えているのかを尋ねる
  • スマートフォンを見せてと言う など

自白させてパートナーから直接浮気の事実を聞き出すことも証拠になります。

これらの内容を聞き出す際は、聞き逃しを防止するためにも、録音の準備をしておいたほうがよいでしょう。

ただし「浮気なんてしていない」「証拠は?」などと相手から強気でこられると、こちら側が圧倒的に不利になる恐れがあります。

また、場合によっては「自白=脅迫」と捉えられ、訴えられてしまうこともあるため注意が必要です。

浮気の証拠を掴む効果的な方法でありますが、自白させようとすると、相手の警戒心が強くなり、ますます浮気の証拠が掴みにくくなる可能性が高くなることも留意しておきましょう。

浮気の証拠がない時の対処方法3. 探偵事務所に依頼する

自分で浮気調査をしても証拠が掴めなかった、自白させることができなかったなど、あらゆる手を尽くしても浮気の証拠が掴めないこともあるでしょう。

そのような場合は、探偵事務所に浮気調査を依頼することをおすすめします。

探偵に依頼することで、次のようなメリットを得ることができます。

  • パートナーが言い逃れできないような証拠が掴める可能性がある
  • パートナーや浮気相手に知られずに調査を進められる
  • 短期間で証拠が入手できる可能性が高い
  • 浮気相手の情報も手に入る
  • 弁護士や司法書士、カウンセラーの紹介などアフターサポートがあるので、慰謝料の請求や離婚・再構築などの希望に向けてスムーズに進められる

徹底的な証拠を得ることができる可能性が高まりますが、探偵への依頼は費用が非常に高額となる傾向があります。

探偵事務所に浮気調査を依頼した場合の費用

探偵がおこなう浮気調査の費用相場は20~100万円と大きく幅があります。

調査内容や、状況や難易度、探偵事務所の選び方などによっても変動するため、できるだけ費用を抑えたいときはご自身に合う料金プランを知ることが重要です。

多くの探偵では、「時間料金型」「パック料金型」「成功報酬型」の3つの料金プランを展開していることが一般的です。

それぞれの料金プランの特徴を見ていきましょう。

  • 時間料金型

【1時間当たりの単価×調査にかかった時間×調査員の人数】で費用を算出するプランです。

1時間当たりの単価は8,000~12,000円に設定されていることが多く、調査員の数は2~3人が一般的です。

また、大抵の場合、諸経費(交通費や出張費など)は別途加算されます。
短時間・短期間の調査だと安く抑えられるので、「5時間だけ尾行して欲しい」「3時間×2日間だけ張り込んで欲しい」といった調査におすすめです。

  • パック料金型

「10時間の調査で20万円」「50時間で70万円」など、時間と費用があらかじめセットになっているプランです。

探偵事務所によって諸経費込・別が異なります。

前述の「時間料金型」よりも1時間当たりの単価は安い傾向にあるため、長時間の浮気調査を依頼したい人におすすめです。
ただし、調査を延長したい場合は追加料金が発生すること、短時間で証拠が手に入っても返金されないことには注意しておきましょう。

  • 成功報酬型

調査をして、証拠が手に入ったときのみ費用が発生するプランです。

多くの場合は着手金(10〜20万円)が発生しますが、なかには着手金無料の「完全成功報酬型プラン」を採用しているところもあります。
証拠が掴めなかったときには費用が発生しないため、浮気していない可能性も考えられる場合にはおすすめです。

しかしながら、成功報酬額が高額に設定されていたり、弱い証拠が掴めたときにも報酬が発生したりする可能性があります。

なかには「浮気していないことが確定した=調査成功」という探偵事務所もありますので、何をもって成功となるのか事前に確認しておくことが重要です。

ここで紹介した料金プランについては、以下の記事でも詳しく紹介しているのでこちらもぜひ参考にしてみてくださいね。

浮気調査の費用を安くする方法
先述の通り、探偵への調査費用は高額になる傾向があります。

そのため、なかなか調査を依頼することに踏みとどまれない人も多いかもしれません。

しかし、探偵への浮気調査に関する費用は、工夫次第で安くすることが可能です。

浮気調査の費用を安くしたい場合には、次のような方法をおこなうとよいでしょう。

  • パートナーや浮気相手の情報をたくさん提供し調査の難易度を下げる
  • パートナーの行動パターンから浮気をする可能性が高い曜日・時間を絞り込み、短時間・短期間だけ依頼する
  • ご自身で調べられないことだけを依頼する
  • 複数の探偵事務所に見積もりを依頼し、安いところを選ぶ
  • 1日数千円~1万円など、初回限定プランやお試しプランがある探偵事務所に依頼する
  • 後払いに対応している探偵事務所を選ぶ

また、探偵事務所によっては、予算内で調査計画を立ててくれるところもあります。

「見積りを依頼したら意外と安くて驚いた」という声も珍しくありません。

「お金が無い」「経済的に不安」「探偵に依頼する余裕がない」と泣き寝入りしている人も、まずは探偵事務所の無料相談を利用してみましょう。

当社「T.L探偵事務所」でも依頼者様の要望に沿った浮気調査を実施していますので、お困りの方はお気軽にお問い合わせください。

不貞や浮気の証拠を集める際にやっておきたい2つのこと

調査費用
パートナーの不貞や浮気の証拠を集める際は、ただ証拠を集めるだけではなく、次のこともあわせておこなうことが重要です。

  • パートナーとの今後の関係を考える
  • 心のケアを忘れない

これらを実践していくことで、今後どう動いていけばいいか目的が明確化し、冷静に証拠集めをすることができるようになるでしょう。

ここからは、これら2つの重要なポイントについてご紹介します。

パートナーとの今後の関係を考える

証拠集めをする際は、パートナーとの今後の関係を考えるようにしましょう。

例えば、離婚を検討しているのであれば、慰謝料だけでなく、養育費や財産分与のことも考えなくてはなりません。

また、再構築を検討している場合は、不貞や浮気を再発させないようにするための対策も考える必要があるでしょう。

ただ浮気の証拠を集めるだけでなく、「今後パートナーとどのような関係を築いていけばいいのか」ということも考えることで、行動の方向性が定まり、よりスムーズに進めることができます。

そのためにも、必ず考えるようにしてください。

心のケアを忘れない

浮気の証拠を集めることは、精神的にも大きな負担となります。

落ち着いて冷静に浮気の証拠を集め、あなたが有利な立場となるためにも、心のケアを忘れないようにしましょう。

例えば、あなたの家族や信頼できる友人に、パートナーが浮気していることを相談して、どのような行動をすればいいか相談してみるのも有効です。

また、周囲の人に打ち明けるのが難しい場合は、専門のカウンセリングサービスを利用するのも有効です。

NPO法人や自治体の相談窓口であれば、無料で相談することも可能ですので、こうした機関の活用も検討してみましょう。

悩みを少しでも軽減させてから証拠集めを進めることで、円滑なトラブル解決につながる可能性が高まります。

ぜひ心のケアも忘れないことを念頭に置いてくださいね。

証拠がなくても泣き寝入りせず、未来への一歩を踏み出そう

パートナーの浮気による心の傷や、「泣き寝入りしてしまった」という後悔の念は、時間が経過しても完全に消えることはありません。

少しでも心の傷を軽くするためにも、慰謝料を請求するのは当然の権利です。

そして、「慰謝料を請求したいが証拠がない」と悩んでいるのであれば、探偵事務所に気軽に相談してみることをおすすめします。

現段階では証拠が掴めていないこと、あるいは泣き寝入りしていることを相談することで、新しい人生につながる突破口となるでしょう。

多くの探偵事務所では、無料相談・無料見積りをおこなっています。

対面相談以外にも、電話・メール・オンライン相談など幅広い相談方法がありますので、これらを上手に活用しながら、少しずつ未来を切り開いていきましょう。

当社「T.L探偵事務所」では、これまで数多くの浮気調査をおこなった実績があります。

「浮気されたけど証拠がない」という場合でも対応可能ですので、諦めずにぜひお気軽にお問い合わせください。

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